海外で人気のGordian Knotです。
リッピングからエンコードまでこれ一本で出来ます。
.......と言うよりもほかのソフトを併用しているので総合ユーティリティと言ったほうが良いですね。
他のソフトとの連携や自由度が高く、極めれば最強のツールであることは間違いないでしょう。

下準備
まず以下のツールをGordian Knotのフォルダに放り込みます。ツールリンクページからどうぞ。
リンク先のセットアップツールはすべて揃っている優れものです。
▼ Ripping Tool
|
▼ VOB Utility
|
▼ Codec &
Etc
|
・ SmartRipper
・ vStrip
|
・ DVD2AVI
・ Nandub
・ VirtualDub |
・ DivX3.11
・ DivX4.12
・ Vobsub |

リッピング&d2vファイル作成

まずはリッピングから。
今回はSmartripperを使用。自動取得してくれるのでお勧め。
vStripはちょっと複雑ですがこちらも高機能。

Rip-MethodでMovieを選択していれば良い。保存場所を選択してスタート。
たまに特殊なファイル構成のソフトがあるのでその場合はBackupで全部のファイルを丸々吸い出しておく。
噂ではうまくいかないのもあるらしいのでその場合は他のツールで試そう。
続いてd2vファイルの作成。
これはNandubの解説ページで紹介済み。
 |
本編の最初のファイルを選択すると自動取得してくれるが
Vobファイルの構成が特殊なソフト(X-menなど)があり
その場合Vob編集ソフトで加工しないといけないので大変。
スライドバーで確認しておこう。 |

GKnotでの設定
続いてGKnotに移ります。
GKnotを起動し左下のOPEN押してd2v読み込みフレームレートは自動認識しますので特に触らなくて良いです。

まずは画像確認。エンドクレジットのビットレートを下げたい場合は
エンドクレジットの始まるフレームを選択し Set Credits Startを押す。
こうすることにより本編に浮いたビットレートを還元できる。


ここからやることが多くなりますが、まず下の手順を実行。
1 ModeをCalculate Average Bitrateを選択
2 Codecを選択
3 Audio AのBitrateを選択。あらかじめエンコードしたMP3があるならSelectで選択。
4 Interleaving&AVI-overhead(1%)のCalculateにチェックして1x vbr-mp3にチェック
5 1CDの容量を指定してCD枚数を選択すると適切なビットレートが計算される。
Resolutionの設定

InputResolution |
NTSC |
Input Pixel Aspect
Ratio |
作品によりけり |
Crop(before resize!)
|
上下の黒い部分などを削ります。AutoCropを押すと自動的に取得しますが、
字幕位置により調整が必要。 |
Output Resolution
|
解像度の設定。
スライドバーを弄って下に表示されてるBits/Pixel×Frameの
値が0.19以上、つまり黄色じゃなくなるようにする(推奨値は0.2以上)
1CDでは0.2、2CDでは0.27あたり。 |
字幕の設定

字幕はお馴染みVobsubを使います。DVDファイルからIFOファイルを選択。

字幕を選択したらOKをクリック。チェックは後ほど行いますのでココではこれでOK。

Nandubとの併用

Nandubで作成した1-passを利用して最適化できます。
2-passとは一度エンコードを行い、ステータスファイルを作成し
それを参考にもう一度エンコードするということです。単純に2倍の時間がかかりますが、
画像がきれい、ファイルサイズがかなり正確に作れるというメリットがあります。

ここで画質などの調整が出来ますが、下手にいじるとファイルサイズがでかくなります。
これはご自身でいろいろ実験して行くほうがよいと思います。

エンコード開始

プレビュー画面に戻り、ViewでResizedにチェックが入っていることを確認。Save&Encodeをクリック。
 |
使いたいフィルターを選択。基本はディフォルトで構わない。
字幕をつけたい場合はSubtiltes(VobSub)から
Serect VobSub Filesで先ほど読み込んだファイルの指定。
プレビューできちんと字幕が載っているか確認。
エンドクレジット設定した場合
TrimのBothにチェックを入れる。
Save&Encodeボタンを押す。
avsファイルを作成
|
 |
compressabilityで圧縮レベルの調整&測定を行います。
まず最小の5%を選択しNowで測定開始。
しばらくかかります。
|
 |
数値が60%〜100%が満足の行く画質で
赤色であればスライドバーの再度調整。
画面サイズを小さくすることで画質は補えるが
大きな画面で見たい場合は画質は低くなる。
|

 |
Encoder画面になるので
保存場所などを設定する。
Both Passesでデータスクリーン作成。
オーディオの符号化を行う。
|
 |
Encode Credits at Compression
Level で
エンドスクロールの画質選択。
デフォルトでも構わないが5ぐらいでも十分。
|
 |
ここでWAVEファイルを選択してビットレートを選択すると
自動的にMP3にエンコードしてくれるみたいだが
画像ファイルとMP3ファイルの合成は
最終的にやったほうが良い。
画像+音声で700Mをオーバーした場合
MP3のビットレートを下げてファイルを小さく出来るので
その分手間も省ける。
|

あとはひたすら待つだけ。
TOP →

|