3月1日(木)


 先日ネットワークの師匠である先輩がうちにやってきた。というより帰るついでだったんだけど、新居はどんなもんかいな見せてくれということで、我が家にお越しになったというわけ。

 結構今の我が家は使いやすい間取りで、先輩も「これはええ買いもんやなぁ」と言っていた。もともと学生マンションなので、調理場には電気調理器が1コついているだけなんだけど、別に慣れているし実際使うこともないし、ユニットバスは昔から好きなので問題なし。ていうかユニットバスって用を足したあと風呂に入れて便利だと思いません?

 で、いろいろと話しているうちに「おっ、これどうしたん?」とCD棚に立てかけていた”しのら”のサインを発見されてしまった。実はこのサインは直接もらったわけではなく、岡村靖幸MLのオフ会でいただいたもの。「そんなところで”しのら”繋がりがあるんやなぁ」と感心されてしまった。

 しかし久々に”しのら”の話題を話したような気がする。最近仕事のせいもあってかテレビなんてほとんど見なくなったし篠原ともえMLの話題にもそんなに追いつけてないというか読んでないような気がする。しかもネットではなく現実社会でリアルな人と”しのら”の話をするなんざ本当にいつぶりなんだろうか、、、と思いながら久々にCDプレーヤーに”しのら”を入れてみた。

 改めて言うのもなんだが、歌うまいよねー。どうしても1stアルバムに強い印象が残りがちなんだけど、2ndとかミニアルバムもいいだよねー。アーティストとして聞く分には本当に後者のほうが説得力もあるし、歌唱力も数段上。まぁ1stのあと喉いためちゃったので声質自体が変わっちゃってるんだけど、聞かせる力はその後のほうが圧倒的に強い。ってこれ前にも書いたような気がするなぁ。

 と久々にしても3時間以上も”しのら”を聞いてしまうのもどうかと言われそうだけど、意外とすんなりと聞いてしまえた。

 ここ、これなんだよ。

 俺も歳食ったせいか(って歳のせいにするんじゃないよねー)時代の波に飲まれ”あゆ”やらなんやらを聞くこともあるけど、はっきり言って10分が限界。CDの便利なところは「うーん、次」と思ったらリモコンでペチっとなで飛ばせるのがグー。そのおかげで「感動を味わい損ねている、もったいない人生」と呼ばれそうなものもあるかもしれないが、最近はそれも人生だと思い切れるようになった。エライ。

 話を戻して、結局のところCDを1枚聴くということは、結構な力を要するものなのだ。時代の波に飲まれて買ってしまったCDなんぞ、相当な力を要するものばかり。1枚ということは最低でも50分はその音に集中するわけだから、中学校の数学の授業を集中しているときと同じくらいの力を使っているわけだ。このCDを聴く→聴き通す→聴き切るという強い信念を持ってでなければ、CD1枚完聴など無理なのだ。この”聴く”という呪縛から解き放たれるまであと何分などと感じながらCDを聴くなんて、どーゆーことなんだよう。

 しかしね、しのらのCDっていうのはそんな力要らずで聴けるもの。BGMみたいなものでしかなんじゃないの?ていうわけではなくて、きちんと”音”を意識しながらぶっ通して聴けるもの。ここが重要なんだよな。これが”しのら”の魅力、うーん魔力?なんだよな。改めて納得。

 昨日寝る前にテレビをつけたらJRのCMに”しのら”が出ていた。ユニバーサルスタジオへはJRが便利なんだって。しかしえらく可愛くなったもんだ。


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