Mary
Mary J. Blige

1. All That I Can Say 2. Sexy 3. Deep Inside 4. Beautiful Ones
5. I'm In Love 6. Time 7. Memories 8. Don't Waste Your Time
9. Not Lookin' 10. Your Child 11. No Happy Holidays
12. The Love I Never Had 13. Give Me You 14. Let No Man Put Asunder

Mary J. Blige の2年ぶりの4作目。
結論から言えばこの人は土俵が違う。自己演出能力が違う。99年最高のアルバム。

まず前作までのジャケと見比べて本作への意気込みを感じ取れるだろう。
スロー,メディアム中心で変則ビートに流されることも無く、
力強さと表現力に一層磨きがかかり圧倒される。
湧き出てくる聖水のようなサウンド、ローリンコラボレートの1)は
メアリーJの今までにない魅力を引きだしている。
歌唱力、表現力、声の立ち上がり・・どれをとっても文句ナシ。
聴き返すたびに味が出てくる作品に。
チャッキー・トンプスンプロデュースの4)は
複雑なコード進行、作り込んでいるサウンドといえよう。
サンプラーを弾いているといった感じのこの曲を彼女は違和感無く自分のものとしている。
ジョージ・マイケルとの6)、女王アレサ・フランクリンとの10)でも
ゲストに食われること無く、主役の彼女を引き立てる味付け役程度にしている。
そして話題の元彼K-Ciとのデュエット11)は別レコーディングだが
感じさせない圧倒的な迫力ある仕上がりに。
メアリー、K-Ciもこの時ばかりは感情剥き出し。
現時点で彼女の相手を出来るのは彼しかいないことを強烈に印象付けられる。