B-DIARY
(1997/09/16〜1997/09/30)

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1997/09/30 一夜明けて

 前日から引き続くシャレにならない症状のせいで、昨晩はまんじりともできなかった。眠れても1時間がいいとこで、起きている間中、腹痛とトイレに駆け込みたい衝動と戦わなければいけなかった。苦々しい思いで空が白けてくるのを見ていたオイラは今日も、この苦しみと付き合わなければいけないのかと、朝からブルーになる始末であり。
 しかし、昨晩飲んだ薬が効いているのか、背中の痛みは消えていた。腹も下っ腹が重いくらいで、それほど重症ではなくなっている。だが食欲はわかなかったので、再びポタージュで腹を満たし薬を飲んだ。

 眠りにつき正午に目覚める。まとまった時間睡眠がとれたので、それだけでも気分は良かったのだが、体の方も悪くはない。腹の痛みもとれ昨日の苦しみが嘘みたいにスッキリとしていた。

 だが念には念をで今日一日はゆっくり休むことに。ネットも自粛して夜は眠ることにする。(でも夜寝るのって当たり前のことかぁ(笑)


1997/09/29 セカンドインパクト

 どうも起きてから体の調子が悪い。慢性的に腹が痛み、トイレに駆け込むということを朝からずっと続けていた。実はここ2、3日こういう症状が続いており、起きている間中ずっと腹痛に悩まされているのだ。余りにも頻繁にトイレに向かうオイラを見て母親は「病院に行けば?」というのだが、あいにくと金がない。保険なしで病院に行くなんて今のオイラにゃ恐ろしくて行ける筈もなく。かといって、このまま腹痛が続くのもぞっとしない。の「アンタ今無職やねんから、お父さんの保険に扶養家族として入れてもらったら?」という進言を受け社会保険事務所まで手続きをしに行くことになった。

 当然の如く車で行くことになるのだが、この体調で出かけるにはいささか不安が募る。かといって誰も頼ることも出来ないので、覚悟を決めて家を出た。案の定道は混んでいて、たどり着くまでに時間がかかるだろうと予測でき、腹痛もあいまって道中ゲンナリした気分で車を運転していた。途中、親父のいる会社により、会社印を借りて社会保険事務所に着いたのが、家を出てから40分は経っており、脂汗をにじませながら窓口に向かう。受け付けのオバサンが何か言っているのだがほとんど聞き取れず、頼むから早く手続きをしてくれと願うばかりだった。しかし、その願いとは裏腹に「この書類に記入して」やら「ここに印鑑を・・・」とか言われ、そういう手続きが当たり前のことなのに「このババア、俺に何か恨みでもあんのか?」と邪推するほどにオイラの気持ちは荒んでいた。
 そうこうするうち手続きも何とか終了。家に帰ることにした。帰りの道も混んでおり、思うように車が進まないので普段以上に苛々が募り、その上意識まで朦朧としだした。

 しかし何とか無事に家に帰り着くのに成功。楽な格好になろうとスウェットに着替え再びトイレに駆け込むという行動をとるオイラ。その間に病院に電話をしていてもらう。何時に開くのか聞いてほしかったからだ。だが、どの病院も18時くらいにしか開かないとのこと、仕方なく寝ていることにした。

 が、その時である。猛烈に腹と背中が痛み出し動くこともままならなくなってしまったのだ。いくらなんでも病院の開く18時まで我慢できない。意識も怪しくなってきている。の「救急車呼ぼうか?」の声に弱々しく頷くしかなかった。119番の通報後、数分で救急隊が到着。オイラに向かって症状を聞いてくるが、何を答えたか思い出せない。多分間違ったことは言ってない筈だと今でも思っているが。
 気が付くと担架に乗せられ救急車の中にいた。ボンヤリとした意識の中で「そういえば救急車に乗るのも二度目だなぁ」と馬鹿なことを考えていたりしてるオイラがいた。
 実は小学校の時に一度だけ救急車のお世話になったことがあるのだ。その時はガラスに突っ込んで腕を切ってしまったのだが、流血が凄まじかったせいもあって199番騒ぎになってしまったのだ。まぁ、19針も縫う怪我ともなれば当然かもしれないが(^^;)

 何時の間にやら病院に到着。レントゲンを撮ったり血圧を計ったりしている内に、ほんの少しではあるが、意識がはっきりしだした。その診断の結果「尿管結石」と言われた。簡単に言えば腎臓と膀胱を繋ぐ尿管と呼ばれる管に石が詰まっているらしく、そのため腎臓が膨れ上がり、他の内臓を圧迫するために痛みを伴うとのことだった。
何時までも続く痛みじゃないから、暫くは我慢してもらわないと。まぁなんかの拍子で石が流れることもあるから」と医者。
 それを聞いた時思わず、泣きそうになってしまったが仕方ない。痛み止めにと点滴を打ち薬を貰ってその場を後にした。

 家に戻った後の「何か食べる?」の声に首を振って断ったが薬を飲まないといけないので、何か腹に入れないといけない。仕方なくコーンポタージュスープを流し込んで薬を飲んだ。その間も腹と背中は強烈に痛みを発している。布団に横になるが痛みとトイレに駆け込む衝動とのダブルパンチで満足に眠りにもつけやしない。

 ああ、どうなるんだろう?(;_;)


1997/09/28 プーの独り言2

 どうにも体の調子がよろしくない。詳しい症状は明言しないけど(したところで、どうにもならんが)少しばかりまいっている。毎晩ネットにつないで夜に寝てない日が何日も続いてるせいかもしれない。人間は昼に寝るように体は出来てないんだなぁ、と改めて納得してみたりする訳で。

 てな訳で金もないので今日一日は家でゴロゴロすることに決定。まぁ起きたのが14時近くなので、実質半日もないのだが・・・
 先ずいつもの如くゲームで遊ぶ。「スーパーロボット大戦F」か「バイオハザード・ディレクターズカット」かで悩んだが「スパロボF」を起動。しばし遊ぶ。このゲーム、媒体はCDだから音楽も流れ登場キャラは声優を使い、喋りまくるので派手なのだが、そればっかり聞いてると多少飽きてくるというか、耳が寂しい。そこで、CDをかけながらゲームをすることにした。
 選んだCDは「燃えよドラゴン」のサントラ久保田利伸の「The BADDEST」。Herbie Hancockの「The New Standard」の3枚だ。選んでから思ったが、見事に脈絡のない選抜である(^^;;;)(また、その後に古内東子なんかも聴いていたが(^^;)

 よって今日はまるっきりネタがないので、これで終わりたいと思います。以上です。


1997/09/27 救いようのないトリ頭

 ここのところ起床時に毎日思うのだが、妙に肌寒い。まぁ、後少しで10月に入るんだから寒くなってくるのは当然だけど、もう少しの情緒というものを、楽しみたい気分だ。一番好きな季節は夏なんだが(生まれた季節が夏の真っ盛りのせいかもしれないが・・・)ほっと一息つけることの出来るはその次に好きな季節なのだ。(食い物や酒も美味いことだし(^^)

 食い物といえば、ここ最近はまってるものがある。マクドナルド月見バーガーである。期間限定商品だということもあり、マクドナルドに出向く度に食いまくっている。ホントはジューシーマックバーガーがお気に入りなのだが・・・出来ることなら通常メニューにも付け加えて欲しいくらいだ。
 それで月見バーガー・・・今日も食ってしまった訳だが、すでに累計6個を食してしまっている。これ自体嫌いじゃないのだが、やっぱりこの数は少しばかり尋常じゃないですな。おまけに月見ちゃん3も2枚ばかりたまってしまったことだし・・・(^^;;;)

 夜、少しばかり暇だったので本屋に向かう。金も無いので何も買うつもりもないのだが、週刊誌でも立ち読みしようと思っての事だ。オーディオ関連のコーナーを覗くと「HiVi」の10月号が出ていた。滅多にオーディオ製品なんかは買えないのだが、LDのレビューやら記事が充実しているので毎月購入している雑誌なのだ。中身も見ずに小脇に抱え、漫画本のコーナーに。見ると「Wolf Guy3巻が出ていたので手にとりレジへ。
 これはオイラが好きな平井和正氏が原作の、これまた氏のヒットシリーズアダルトウルフガイシリーズのコミック版なのだ。過去にケン月影氏という方がコミックにしたことがあるのだが、元が成人漫画家なので、そのキツイタッチは肌に合わなくて読むのを止めてしまったことがあるのだ。
 しかし今回、絵を担当されているかどたひろし氏はなかなかあっさりしたタッチなので、気分よく読める。(まぁかどた氏も青年誌が主なんだが(^^;)
 そして金を払い、意気揚々と店を出て車に乗り込んでから、あることに気がついた。

 立ち読みするだけの筈やったのに、買ってるやん(爆)

 健忘症なのかなぁ?(^^;;;;;)


1997/09/26 堕ちていく男

 毎度、お約束の始まりかたですが、今日も目が覚めたのは正午前後。まるで日光浴して体温を上昇させてから動き出す、トカゲのようであり、みっともないのを通り越している。ここ一ヶ月の生活習慣を眺めて見る間でもなく、最悪な程乱れまくっているのは明白であり・・・

 と、悩んでいるのも目が覚めてから5分で終了。前にも書いたが喉元過ぎればなんとやら・・・がモットーなので、すぐに忘れてしまうのがオイラなのだ(^^)。

 今日は昨日の不調が嘘のように気分爽快なのだが、そんな気分と裏腹にTVゲームを起動するという不健康な行動をとるオイラ(^^;;;)元々アウトドアライフってのが苦手なもので、仕方ないのだが。
 そうこうしてるうちに、喉が渇いたのとタバコが切れたのでコンビニまで行くことに。ちょうど銀行にも用事があったので駅前まで車で出かけることにした。銀行にて無け無しの金をおろし、そのままコンビニへ車を走らす。タバコとお茶を買いコンビニを出たあと何故かすぐ隣のカメラのキタムラに入っていた。
 そうして一昨日と同じようにゲームコーナーへ・・・そして気付いた時には「バイオハザード・ディレクターズカット」を買ってしまっていた(爆)
 ただでさえ生活苦しいのに・・・

あぁ・・・どうしよう?(;_;)

 ・・・自業自得だろ、この馬鹿!と空しく自問自答している男がそこにいた(^^;)


1997/09/25 O157来襲?

 今日も目が覚めたのは正午過ぎ・・・なにやら出来の悪いドラマの始まりのようで情けない。毎日毎日同じことを繰り返してる訳だが、この不甲斐なさは自分でも情けなく思え・・・
 それでも生きていれば腹は減る。昨日と同じパターンではあるが、飯を食うために1階へ降りる。母親の姿を認めたので開口一番「飯!」とオイラ。その直後の母の表情は明らかに不機嫌そうだったが、文句も言わずヤキソバなんぞを作ってくれた。

 心の奥底ではいつも感謝しとるのですよ(^^;)母上様

 で、やることもないので昨日に買ってきた「スパロボF」で遊ぶ。30分程プレイしていた頃だったろうか、少し腹が痛むのでトイレに向かった。しかし、出ない。部屋に戻り再びゲームを始める。また腹がシクシク痛み出した。間髪入れずにトイレに駆け込む。でも出ない。こんな行動を4回、5回と続けていれば、さすがに母も不審に思ったのか、それともうざったく感じたのか分からないが「何してるん?」と聞いてきた。
 オイラは「いや。何でもない」ととりあえず答えたのだが、さすがに同じ行動を重ね続けるとそんな答えじゃ納得する筈も無く、とうとう「ちょっと腹が痛い・・・」と白状してしまった。
「そんなに痛いなら病院でも行っておいで」と母は言う・・・が病院だけには行きたくない。何故なら健康保険に入ってないオイラは病院に行けば診療代をまるまる支払わなければならず、現在の財政では無理な相談なのだ。
 しかし一向に腹の痛みは治まらず、おまけに脂汗まで流れる始末。「ひょっとして食中毒か?」とも考えてしまう程に精神的に追いつめられてしまっていた。だが単なる「冷え」のせいかもしれず、駄目で元々、風呂に入って体を温めることにした。
 幸い風呂の湯は暖かくすぐにでも入れる状態で、そのまま風呂に飛び込んで湯に漬かること十数分・・・驚いたことに腹の痛みは治まっていた。まだ体の芯にダメージはあるが、一番厄介な症状が治まったのは喜ばしい訳で。
 折角風呂に入ったのだからとそのまま髪と体を洗い、入る時とはまったく別人のようなサッパリした気分で風呂から上がった。
 おまけに先ほどの心労はどこへ行ったのか、ビールまで呑みたくなってしまうほどに回復することができ・・・(^^;;;)

 やっぱ健康が一番ですわ(^^)・・・とそんなことを考えてしまった一日でした。


1997/09/24 6畳間の東○まんが祭り

 今日は正午ちょうどに起床。寝起きであるのに腹が減っていたので、早速1階に下り昼飯を催促。丁度米が炊き上がったというので、作ってあった肉じゃがと塩鮭をおかずに食う。

う〜ん。やっぱ日本人には米の飯が最高だねぇ(^^)

 ・・・と、ささやかな幸せを噛み締めた後、ちょっと出かけることにした。明日25日に発売のTVゲームがフライング販売してないかと思い、もし出ていれば買ってしまおうと思ったからである。昨日行った難波のとある店になら確実に出てる筈なので、行ってみようかと思ったが、電車賃が勿体無いので車で行くことに。

 車を出してから思い付いたのだが、駄目元で近所にあるカメラのキタムラに寄ってみることにした。どうせ通り道でもあるし、もしあれば時間の短縮にもなる。
 駐車場に止め店の中に入るやいなや、ゲーム売り場に直行。さほど期待もせずに新作が並んだ棚に視線を向けると・・・あった。あまりにも、あっさりと見つかってしまったので嬉しさよりも拍子抜けの感が強く・・・まぁ時間を無駄にせずにすんだので、早速レジに持っていき購入。早々に帰宅した。

 で、買ったゲームのタイトルだがセガサターン専用の『スーパーロボット大戦F』である。
 知らない方のために説明させていただくと、新旧のアニメに登場するロボットが多数出てくる、シミレーションRPGなのだ。まぁ東○まんが祭りみたいなものと考えてもらえれば結構である(こりゃまた古い例えだわ(^^;)
 オイラはこのシリーズはことのほか好きで、全部ではないが大抵はプレイしている。待ちに待った今回のゲーム、なるほど演出はなかなかのもので、思わず「ニヤリ」としてしまうこともしばしばあった(笑)

 という訳で日記の更新も暫くストップするかもしれないが、ご了承のほどを・・・(半分本気かもしれない(^^;;;)


1997/09/23 ホントに初体験

 昨日と違って早起きである。何故なら今日は「新大阪にある某会場で同人誌の即売会があるので行かないか?」と ケーイチさんからお誘いの電話があったからだ。
 今まで即売会というものには出たことがなかったので後学のためにと(何の?(^^;)、そのお誘いを受けることにした。
 今日行くメンバーは先の ケーイチさんの他にいつも仲良くさせていただいている へもやんこうじさんの合計4人で突撃することに相成った。

 新大阪駅に11時集合とのことだったので、余裕をもって家を出ることに。珍しく機嫌がいいのか「駅まで送ってやる」と親父の言葉。ここはありがたく甘えさせて貰うことにした。駅まで行くバス代や時間も勿体無いことではあるし。
 そのおかげか10時40分に新大阪に到着。待ち合わせの場所である「大きな車輪」の前へと向かった。さすがに誰も姿は見えない。早く来すぎたとは思っていたので、鞄の中から本を取り出し時間を潰す。すると程なく こうじさんが到着したので、近況の報告がてらしばし話し込んだ。
 時間を確認すると、すでに11時を5分程過ぎている。どうしたんだろうと思いながら ケーイチさんに電話をいれてみると「今起きた・・・」とのこと先に会場へ向かう旨を伝えて電話を切る。

 その暫く後に へもやん登場。とりあえず3人で会場へ向かった。新大阪の駅から歩いて約5分で会場に到着。人の列が見えたので会場に入る前から気力が萎えたが、それほど待たずに入場できたのでよしとする。
 オイラは本は買わないのでもっぱら見学に徹し、さほどは狭くない会場を2周3周する。残りの二人は数種のグッズ等を購入。悦に入っていたようだ(笑)
そうしてる間に ケーイチさんが遅れて到着。多少トラブルはあったものの、なんとか合流してそのまま会場へ。皆、同じようにグッズを物色してる間、オイラは見学モード。一通り見てまわったので帰ることに。

 会場から出た後これからどうするかとの話になり、皆大して予定がないということなのでオイラの我侭で難波に向かう。欲しいゲームがあったので買いに行こうと言う訳なのだ。しかし、まだ販売されておらず無駄足に終わってしまった。

つき合わせてしまい申し訳ないです。御三方。

 その後は日本橋に寄って当ても無くブラブラと散策し、日も暮れたので帰ることにした。
 結構歩いて今日は疲れたので、このままに眠りに落ちることに・・・


1997/09/22 お気楽大将

 昨日寝過ぎたせいか、やっと眠りについたのが朝の8時・・・これで完璧に睡眠時間のサイクルが狂ってしまったようだ。今日は採用通知を貰った会社に断りの連絡を入れなければいけないので、その時間から眠るのは非常にヤバイのだが「朝一番に電話するのも失礼だろう・・・連絡いれるのは起きてからでええわ」と自分勝手な理屈をこねて、そのまま就寝。寝床に沈んだ。

 眠りに入ってすぐ、どこかで自分の名前を呼ぶ声で目が覚めた。よく耳を欹ててみると母親の声である。「システム○○さんから電話」と不機嫌そうに一言いうと枕元に子機を置いていった。
「先に向こうから連絡があったか・・・ちとマズイな」と思いながらも子機を手にとり、寝起きではあったが精一杯上品な声で電話にでた。
 結論から言うと「採用を前向きに検討しているので、社長が来る金曜日に面談してほしい」という話で、それに対して「(広告の内容と仕事の内容にギャップがあるので)お断りします」というオイラの返事で幕を閉じた。
 二度目に受けた所がどうなるか分からないのに、軽率な判断だったかな?と軽く後悔の念がわいたが、向かない仕事に就いてずっと苦しむよりかは、今少しばかり頑張って自分が納得出来る会社に入った方が、よっぽど有意義だなと思い直し、そのまま眠りについた。

 次に目が覚めたのは14時。外出しようかとも思ったが、天気も良くないのでそのままナマケモノに変化。一日中ゴロゴロしていた訳で。
 不健康な上に乱れた生活習慣に陥っているが、こうしてられるのも今のうちなので、ここを読んでいらっしゃる方々にはお見苦しい次第ではありますが、お許しいただきたい。


1997/09/21 転がるトド

 話は深夜にさかのぼる。さほどアルコールを摂取した訳でもないのに体調は芳しくない。胸はむかつき体は火照り、おまけに頭痛を伴ってしまっている。体は睡眠を欲しているのだが、先の症状に悩まされ容易に睡魔はやってこない。「自分で思っているよりも、もう歳なのか?」と泣きそうな気持ちになりながら、のたうちまわるトドがいた(笑)
 結局、夜の間はぐっすり眠る事はできず、朝5時位までまんじりともできなかった訳で。
 朝8時位になると頭痛以外の症状は収まったので、漸く熟睡することに成功。目が覚めた13時には体も完調に戻っていた。

 だが今日はどうも外に出る気にはならない。チマチマとTVゲーム等をしながら、この日記を書くことに専念。早めに寝ることにする。

 あ、そういえば昨日貰った松田優作のステッカー壁に貼らないと・・・

ちっくしょぉ〜!カッコいいっすぅ!!

 う〜ん。松田優作のコーナーも作ろうかなぁ?


1997/09/20 馬鹿漫遊記

 朝起きると、家には誰もいなかった。寝汗で体がべとついて気持ち悪かったので、とりあえずシャワーを浴びる。風呂場から出て体をタオルで拭っていると、何時の間にか親父が帰って来ていて、屋根に梯子をかけて何やらゴソゴソやっている。どうやら先日夜中に倒れたTVのアンテナを元に戻す気らしい。
 オイラの姿を見ると親父は「ちょっと梯子を支えてくれるか?」と頼んできたので渋々ではあるが、手伝うことに。汗を流してさっぱりしていた所への依頼だってので、ちょっと癇に障ったが仕方ない。いいかげん砂嵐だらけのTV画像にも苛々していたことだし。
 10分程で作業は終了。屋根から親父を降ろし梯子を片づけてから家に入ってTVをつける・・・一応見れるようになってはいたが、まだまだ乱れておりお世辞にも完調とはいいがたい。まぁ、再び梯子を出し直すのも面倒だ。これでいいということにして、出かける用意を始める。

 今日はネット上でお世話になっている 原口さん猫耳命さんが名古屋から、大阪でやる企業の合同説明会のために来阪なさるらしいので、これまたいつもネットでお世話になっている 穂谷屋さんケーイチさんらとでお出迎えをして一緒に呑もうということになったのだ。

 18時に梅田の某所で待ち合わせの約束だったのだが、折角久しぶりに街に出るため、どこかをぶらつこうと思い、早めの15時に家を出た。
 まず向かった所はミナミのザウルス。これと言って買う物もなかったのだが、とりあえず覗いてみる。「HDの増設も考えないといけないなぁ」と手にとって眺めて見るが、今の財政ではまったくもって手が出ない。早く再就職しなければ
 ザウルスを出た後、難波方面へと歩く。道具屋筋から千日前通りへと向かい、道頓堀へと出た。途中、本屋やCD屋を覗いていたが、取りたてて気に入るようなものは見つからず、そのまま心斎橋を北へと歩いていった。

 気が付くと南船場までたどり着いていたので、久しぶりに輸入LD専門店「SALE」に向かった。英語が理解できないので滅多に購入することはないのだが、日本では手に入らないスペシャル版とかホラーのLDはアメリカの方が充実しているし、おまけに逆輸入の形で日本ではLDになっていない邦画までLDになっていたりするので、サラリーマン時代は暇つぶしがてら、ちょくちょく覗いていたのだ。
 今回見つけたLDはソニー・千葉こと千葉真一「激突!殺人拳」「殺人拳2」の2枚。思わず手に取りそうになってしまったが、もしそんなことをすれば今晩の呑み代が無くなるのは必定・・・泣く泣く店を後にする。
ここでも思う・・・早く再就職しなければ
 時計を見ると17時過ぎ。ここからなら梅田まで余裕で到着できるので本町まで歩くことにした。「SALE」はちょうど地下鉄御堂筋線の本町駅と心斎橋駅の中間に位置するので、こうするより他ないと言う方が妥当なのだが(^^;)

 梅田には17時30分に到着してしまい、まだ30分も時間が余ってしまったので、待ち合わせ場所近くの喫茶店で時間を潰す。17時50分にそこを出て、待ち合わせ場所に到着。まず 穂谷屋さんケーイチさんの順に現れ、少し遅れて 原口さん猫耳さんが連れ立って合流。話もそこそこにお初天神近くの焼き鳥屋になだれ込んだ。
 そこで ケーイチさんには今TVのCFで流れているサッポロの缶コーヒー「JACK」松田優作の店頭宣伝用のステッカーをいただいた。ありがとうございます(^^)! ケーイチさん

 呑み続けること3時間半以上・・・その間色々なお話ができて非常に楽しかった。かなりヤバ目な話題も飛び交ったのだが、内容は秘密である(笑)
 あまりに楽しすぎたせいか、少しアルコールの量が多くなってしまい、記憶が曖昧で不適当な発言もしてしまったかもしれない・・・もし気を悪くなされた人がいらっしゃったら、この場でお詫びを言わせていただきたく・・・申し訳ございませんでした

 時計を見ると23時近い。そろそろ出るかということになり、会計を済ませ表に出る。
 今晩は 原口さん猫耳さん両名は 穂谷屋さんちにお泊りする予定らしく、 穂谷屋さんの悪友である SIV-YAさんが車で迎えにくるらしいので、それまでしばしお話をすることに。そうこうするうち SIV-YAさんが到着。皆さんとはそこで別れて、オイラと ケーイチさんの二人は電車を使ってJRで帰宅。
 京橋で ケーイチさんと別れて学研都市線に乗り、鴻池新田駅で下車。タクシーを拾おうかと思ったが金がもったいないので、徒歩で家まで・・・しかし酔いというものは恐ろしい。というのも、鴻池新田駅から家まで歩くとなると小一時間はかかるのだ。普段ならそんな馬鹿な真似はしないのだが、酔いのせいで変な意地ができてしまい、結局家まで歩き通してしまった(爆)

 しかし、さすがにダメージは深刻でネットに繋ぐのもそこそこにダウンしてしまい、「もう呑まねぇ・・・」と呟いているオイラがいた。


1997/09/19 就職浪人走る

 今日は面接だ。先週のことは記憶の奥底に仕舞い込んで、新たにフレッシュな気持ちで臨むことにした。
 昨日、風呂に入らずに眠り込んでしまったので、まずは風呂に向かう。出かける時には必ず入るようにしているが(当然だ(^^;)今日はいつもとは訳が違う。なんといっても面接なのだから。
 風呂から上がり、髪を乾かしつつCDをセット。今日のミュージックは最近お気に入り、Joe「All That I Am」だ。中でも1曲目に収録されている「All The Things」が一番のお気に入りで、最近ではリピートの一番多い曲でもある。
「くぅ〜っ。泣けるぜ」(詩の内容は泣けるものではないけど(^^;;;)

 そのままCDを流しながら履歴書を作成する。完成するまでに2枚も失敗作がゴミ箱行きになってしまった。職務経歴書は前回作った物がFDに保存してあるので、そのまま流用する。どうせ受ける先は同業種(あくまで広告の案内にそってのこと)なので問題はないだろう。

 時計を見ると15時45分。約束は17時なので家をでることにした。近鉄東大阪線新石切駅まで歩いて行き、堺筋本町駅まで行くことに。ホームに上がるとタイミングよく電車が到着し、間髪入れずに乗り込むことができた。
 座席に座ることができたので、鞄から本を取り出し読む。先日ここでも紹介したデヴィッド・ウィルツ「眠りについた骨」である。

 本から目を離し、窓の外を見ると後一駅で目的の駅に着くのに気付いたので、本を鞄の中にしまい、しばし待つ。到着するなり電車を降り、出口まで向かった。時間は16時40分・・・ちょうどいい頃合いだ。余裕をもって本日の面接先に到着。テナントの表示されてるプレートを見ると4階とのこと。エレベーターに乗り込み4階へと上がる。
 今回のビルは前回と違い、少しだけ広かったので面接先である企業を探すのに多少手間取ってしまった。一番奥にあるドアをノック、中に入る。
 型通り挨拶を済ませ、早速面接が始まった。今回は前回のようなチョンボはなくスムーズに進み、時間も20分ほどで終了した。
 なかなか印象はよかったのだが、面接の感触は可も無く不可も無くというところで自分でも分からない。まぁ大きなミスはしなかったので大丈夫とは思うのだが。

 用事も済んだので帰ることにした。日本橋にで行こうかと思ったのだが、無駄遣いは現在のオイラには敵なので大人しく地元方向に向かう電車に乗り込んだ。
 帰りも同じように読書で過ごし、退屈する間もなく新石切駅に到着。さすがに真っ直ぐ帰る気にはなれず、駅に近い書店へ行く。
 新刊チェックをするときたがわ翔氏の「ホットマン」2巻羅川真理茂女史の「赤ちゃんと僕」18巻があったので購入した。

 青年誌と少女漫画・・・まるっきり関連がなさそうなラインアップではあるが、実はある。両方ともハートフルなホームドラマ(コメディ?(^^;)で、きたがわ翔氏は元々少女漫画出身なのだ(う〜ん。なんて強引な(^^;)
 きたがわ翔氏はオイラの好きな数少ない漫画家で少女漫画時代のものまで含めて、大抵読破している。中でも好きなのが「19[NINETEEN]」とオムニバスである「C」内の「男性失格」だ。
 まだ読んでない人は是非読んで欲しい。特に「19[NINETEEN]」はいいです。確かに粗の目立つ個所もあるが「おしゃれ」という言葉が似合う漫画って稀なんじゃなかろうか?
 でも、この人・・・きたがわ翔氏自体が面白い人なので、日常を綴った内輪漫画も楽しみなんだけど(笑)
 そして「赤ちゃんと僕」。いいんだよねぇ(^^)少女漫画読まないオイラが何で読んでるのかは不明なんだけど。出てくるキャラが皆「いい人」で「悪い人」って出てこないのよ。それに皆「可愛い」しねぇ(^^)
 (こんな発言してたらショタと間違われそうだが(^^;)
 でも今回出た18巻で完結。ちょっと寂しい限りである。
 しかしお気に入りの単行本を購入できて、気分が悪いはずがない。終始ニコニコ顔で家路に着いた。

「ただいま」と玄関をくぐったオイラに母親が「システムなんとかさんから電話あったよ」と声をかけられた。
「ああ、一週間前に面接行った所か・・・どうせ不採用の連絡やろ?」と言うと母は苦笑いしながら
「採用する方向でいくってよ」とのたまった。
 な、な、な、何ぃ〜!!あれで何故受かる?よっぽど人が来なかったのか??それとも繰り下げでオイラのとこまでお鉢が回ってきたのか???
 ・・・まぁいい。明日断りの電話をいれておこう(笑)


1997/09/18 就職浪人リターンズ

 そういえば、ここB-DIARY。始めた当初は不定期日記だと明言していたのに、気が付けば毎日更新している。別に毎日更新しなくてもいいのだが、最近では「一日のケジメとして書き綴っていこうかな?」とも思ってる次第で。ま、いつ投げ出すか分からないが(何しろBohemianだし(^^;))

 昨日言ってた様に今日は就職情報誌の発売日。本屋が開店と同時に買いに行こうと、徹夜明けのぼぉ〜っとした頭で考えていた。
 ずっと起きっぱなしだったせいか、とてつもなく腹が減っていた・・・ので台所に向かう。見ると母親がサンドウィッチを作っていたので、皿を手にとりTVのある居間で食うことに。飲み物は何にしようかと冷蔵庫を覗くとオレンジジュースがあったので、迷わずチョイス。グラスに氷をぶち込んでから席に付いた。
 見ると数がかなり多い。ハム、玉子と半々で合計4組ずつもある。まぁ嫌いじゃないので喜んでかぶりつく。皿の中身は嬉々としたオイラによって次々に腹の中へ消えていった。
 さて、腹が満たされれば眠くなるのは世の常であり、気が付けば自室に戻り布団に包っていた(爆)
「ちょっとだけだから・・・ちょっと」
 と誰に言い訳してるのか自分でも理解できなかったが、そう心の中で呟いたあと、意識はすっと闇の中に沈んでいった。

 本人はうたた寝のつもりだったが、かなりの時間沈んでいたらしくビデオのパネルに視線を向けると、すでに13時を過ぎていた(;_;)
 今更慌てても仕方ないので顔を洗い、髭を剃って家を出る。銀行にも行くので車で出かけることにした。そんなに遠い訳ではないが、駅前の銀行まで家から歩いて20分もあるので、この老体の身では歩くのも辛いのである。
 銀行で金をおろした後は、そこから近い本屋へ直行。店頭に置いてある情報誌を一目散に取り、レジに持っていく・・・と、ここでまた病気が出た。そう新刊の並んだスペースに目を向けてしまったのだ(^^;)
 そこで手にしたのは「め組の大吾」9巻をはじめ「モンキーターン」3巻やら合計5冊・・・いらん出費だ。

 家に帰って早速、情報誌のチェック。2、3の企業をピックアップして、しばし熟考の末一つに絞り電話をすることに。
 とりあえず明日の午後5時に面接できることになり、電話を置いた。
 さて、次はどうなることやら・・・結果はまた明日に!


1997/09/17 漫画少年

 既にこういう書き出しもマンネリで、自分でも嫌になるが相変わらず暇である。「なら仕事でも探しに行きやがれ!」と思われる方々も大勢いるだろうが、こればっかりはタイミングというものがあるので、自分の都合通りにはいかないのが現状なのだ。(かなり言訳がましいが)
 それに黙っていても明日は恒例の某就職情報誌の発売日であるから、今日は動こうにも動けない訳で。(これもよく分からん屁理屈ではある(^^;)

 そんな訳で、暇を持て余しているので近所の本屋へ。少年誌系の漫画雑誌をパラパラ捲り時間を潰すこと小一時間。さぁ帰るかと思い、ふと新刊が並んでいる棚の横をすり抜けようとした時、一冊の漫画の単行本が目に入った。
 藤沢とおる氏著の「GTO」の3巻である。
 これは週間少年マガジンに掲載されてる元ヤンキー(笑)が教師になる話で週間少年マガジンの中で「はじめの一歩」に次ぐお気に入りの作品だ。
 気づいたら3巻を手にレジに持っていくオイラがいた・・・金ないのに(^^;;;)
 しかし、こうやって見ると本によるエンゲル係数が高いことに改めて気づかされてしまう。まぁ買わないでストレス溜め込むよりはよっぽどいいけど(笑)

 あ、そういえば18日、19日と続けて新刊が出るなぁ・・・銀行へ金の引き出しに行かないと(爆)


1997/09/16 ついてない一日

 運のめぐり合わせと言うものはあるようで、現在のオイラは「ついてない」期間の端境期にいるらしい。まぁ、不幸と呼ぶには取るに足らない出来事だが愚痴ってみようと思う(^^;)

不幸其の壱

 深夜、ネットに繋ぎながらTVを見ていた時のことだ。台風が接近していて天候が不安定なのは皆さんご承知のことだと思うが、大阪も例外ではなく。時たま風が強くなり、家が軽く揺れるほどであった。
「うざったいなぁ」と思っていた矢先、バキ!ガシャン!!という音が屋根の上で、深夜の住宅街に響き渡った。その直後である。いきなりTVの映像が歪み、サンドシャワーの嵐になってしまった。
 そう御想像の通り、屋根に設置しているTVのアンテナが折れたのだ。まさかと思い一階まで下りて居間のTVで確認。自室のTVよりかはマシだったが、こちらのTVの映像もクリアなものではなかった。
 一応表に出て屋根を見上げると、アンテナは見事にポッキリ折れていた。

不幸其の弐

 腹が減ったのでマクドナルドのドライブスルーへ。ダブルチーズバーガーのバリューセットとチキンナゲットを注文。店員の「ソースはどちらにいたしましょう?」の声に「マスタードソースで」と応えるオイラ。そしてご機嫌な気分で家路につき「さぁ食おう」と袋を開けて中身を並べた時、異変に気が付いた。
 ソースが入ってねぇ・・・
 ただでさえマズイのにソースなかったら食われへんやんか(爆)
 ・・・と暴れたかどうかは秘密であるが(^^;)

不幸其の参

 不機嫌な気分のまま自室でくさっていると、タバコが切れたことに気が付いたので、コンビニ行くついでに買いに行くことにした。家の近所にはコンビニがないので車で出発。
 コンビニに着き、あまり怒っているのも精神衛生上悪いので、カルシウム摂取のため牛乳を購入。そしてコンビニの外にある自販機で「Peace LIGHTS」をふたつ買った。そして家のガレージに車を入れ、車から出ようとした時に不幸は起こった。
 なんでタバコの箱ひとつしかないねん?
 どうやら自販機の取り出し口からひとつだけしかタバコを取り出してなかったらしく・・・(;_;)
 念のため助手席の下やら何やら探ってみたが、ありゃしない。やっぱ取り出し口に残してきたと考えるのが自然であろうと思え・・・そのまま意気消沈して家の中に入った次第である。

 てなわけで、今日は気力もなにもないので早めに寝ることに・・・明日はいい日でありますように。


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