B-DIARY
(1997/10/01〜1997/10/15)

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1997/10/15 寝床発掘

 毎度みっともない話ですが、正午前に起床。そんなに遅く寝たつもりはないのだけど体は睡眠を欲しているらしく、8時間かっきり眠っていたようだ。そして昼飯・・・うどんを食い、昼ドラなんぞ見て一服してしまった。
 実は今日、自分の部屋の掃除をするつもりだったのだが、目覚めたのが遅いせいか重い腰は普段に比べてさらに重い。おまけに腹が膨れたせいか昼寝までしたくなってしまう始末(^^;)
 結局、掃除をし始めたのは16時(自爆)からだった。

 予定としては押し入れの段ボールを引っ張り出して破棄。その空いたスペースへ辺り一面に散乱している本を入れる。久しぶりに『布団』で眠る生活を取り戻すのだ(今年に入って2週間程しか布団で眠ってないことだし(^^;))

 まず押し入れの段ボールを引っ張り出し、空いたスペースに文庫や新書、単行本を重ねて収納していく。しかしその数はあまりにも多く、ソファーベッドに積んでいた本を全て押し入れに収めた時には顔一面に汗をかいたオイラがいた。
 結局段ボールの整理は明日にまわすことにして、今日の掃除は終わった。
(ああ、今日も布団で寝れないのか(;_;))

 しかし明日に全てが終わるとは自分でも思えないが(^^;;;)


1997/10/14 就職浪人リターンズ2

 今日は恒例の(^^;)面接のある日だ。財政的にもう後が無いだけに気合だけは入っている。13時から開始だと聞いていたので、飯もそこそこに家を出た。バスに揺られJR住道駅まで。そこから北新地駅まで電車1本なので車内ではリラックスして本などを広げて過ごしていた。

 あっ!というまに北新地駅に到着。行き先は大阪第3ビルなのでこの駅からのアクセスは非常に都合がいいのだ。
 ○-ingを見ると19Fとのこと。まずはエレベーターに乗り上へ上がる。フロアの3/4程がお目当ての会社のスペースだったが、どこが受け付けなのか分かりづらい。2、3回ウロウロしてると一人の男性もウロウロしているのが目に付いた。まぁこのまま所在無くうろついてても埒があかないので、意を決して事務所らしいドアを開けて中に入った。見ると先程の男性もそのドアをくぐっており、どうやら彼もオイラと同じ就職志望者らしい。
 暫くすると担当の方が現れオイラ達を見てビックリした表情でこういった。
「あれぇ?早いですねぇ13時半なのに・・・まだ12時40分ですよ」
「え?お電話した時に13時からと聞いたんですけど」とオイラ。
「ええ。私も13時からと聞いてるんですが・・・」これはウロウロしていた男性。
 結局は電話応対した女性社員のミスだと分かり、オイラ達には時間を潰してから再度顔を出してほしいとのことだった。
 仕方ないのでエレベーターで1階まで下りる。当然この男性も一緒だ。ここで別れるのも芸が無いし、何かの縁だということで2人で茶店に行くことにした。
 なんだか妙なことになったが、同じ境遇に置かれたせいかすぐに打ち解け話も弾んでしまった。おまけに話をしているうちに分かったことだが、驚いたことに出身地が同じ市だと判明しすっかり話し込んでしまい時間は瞬く間に過ぎていった。

 13時半、10分前になったので喫茶店を出て再びエレベーターで19Fまで上がる。指定された部屋に入り椅子に座って待っていると、いるわいるわ。ざっと見ても15人〜20人はいただろう。この人数の多さを見ていきなりビビリが入ってしまったのは秘密である(笑)
 程なく担当者が登場。今日の予定を話し始めた。それによると本日は適性検査と書類選考のための履歴書提出だけでよく、後日面接の連絡をおってするらしい。だから面接も出来ずに「サイナラァ〜」ってこともある得る訳で。

 とりあえず適性検査の名を借りた試験が始まる。案の定計算問題などが目白押しで数学が苦手なオイラはブルーが入る(;_;)
 それでも何とか答えは埋めたが、恐らく間違っているだろう。幸先の悪いスタートだ(^^;)
 そして終了。追い出されるように退出。皆多少の違いはあるものの疲れた表情は隠せない。無言でエレベーターに乗り込む。
 そのまま大人しく家路に向かう。一緒に茶店に行った人とは「また会えればいいですねぇ(^^;)」と言われ、それに対して「そうですね。出来れば面接会場で(^^;)」と答えておいた(笑)

 でもホントにそうなればいいなぁ・・・


1997/10/13 今日の御本

 今日は何もネタがない。やったことと言えば履歴書買いにコンビニに行ったことだけだが、これで終わるのは余りにも芸がない・・・がホントに書くことが思い浮かばない。仕方ないので最近読んだ本のことでも

 ジョナサン・ケラーマンの『わるい愛』。これが今日読了した本だ。これは臨床心理医という日本では聞きなれない職業についていたアレックス・シリーズの第8作にあたり無論新作が出るたびに購入しているシリーズである。
 臨床心理医がどういう職業なのか解説させてもらうと、大雑把ではあるが『心のカウンセラー』であると思ってもらっていい。厳密には違う部分もあるだろうがオイラは何分無学なのでこういう説明しか出来ないのは勘弁してもらいたい。ただの『カウンセラー』と違うのは日本とは違い臨床心理というのは立派な医学であり、ちゃんと医師免許がないとなれない難しいお仕事なのだ。

 でアレックス・シリーズある。一番最初に読んだのはシリーズ4作目にあたる『サイレントパートナー』で主人公アレックスの元に学生時代の恋人だった女性から電話がかかる。彼女との思い出に触れたくないアレックスは再会を拒否するが、「どうしても相談したいことがある」という懇願に負け後日に会う約束をする。だが約束の日、彼女は何者かに殺害されてしまい、成り行きでその事件を追うことになるというストーリーなのだ。後半サイコっぽいものになったのが気に入りそれから第1作から読み始めたのが始まりである。だが基本は幼児虐待にまつわる話が主でサイコスリラー的な臭いが強いのは、この『サイレントパートナー』だけなのだ。(他のシリーズでも大なり小なりサイコな人間は出てくるが)
 なのに何故読み続けているのかと聞かれるかもしれないが、ジャンルそのものより登場人物の妙が気に入っているのだ。主人公アレックスは勿論、友人の警官で更にゲイであるマイロ(二人は純粋な親友でありモーホ関係ではない)など多様な登場人物が話を飽きさせずにいる。アメリカではすでに11作を刊行済みらしいが早く翻訳してほしいものである。
(そういえばアウトロー探偵バークシリーズも幼児虐待を扱ってたっけ)


1997/10/12 大阪へ

 今日はもう大阪に帰る日だ。あわただしいが仕方ない。世間様は明日からはもう日常にかえるのだから(無論オイラは違うが(^^;;;))
 朝食をいただいた後、帰る準備をはじめ親戚の方々に挨拶をした後、藤沢を出、大阪に向かった。帰りはまったく渋滞にあわずスムーズに帰ることが出来た。途中奈良で渋滞につかまったが大したものではなく、16時半に家に到着した。

 今日は何もやることがなく、この日記を書き終えたら何もすることもない。明日も多少やることはあるのでこのまま眠りにつくことに・・・お休みなさい。


1997/10/11 新宿へ

 目が覚めたのは7時過ぎ・・・寝不足状態での目覚めでコンディションは最悪だった。別に慣れない枕や布団を使ったからという理由で眠れなかった訳ではない。ただオイラの横に寝ていた母方の家の長男である叔父のイビキのせいでまんじりともできなかったからだ。ものスゴイ大音量の上に途切れることなく続き、まるで工事現場の真っ只中に布団を敷かれたようなもので、堪ったものではなかった。
 しかし「わざわざ揉め事を起こすこともなかろう」とその場は堪え大人しくしていることにした。

 飯や風呂に入った後、喪服に着替え一路寺を目指す。少し距離があるとのことなので車で移動。10分たらずで寺に到着した。
 お経、坊さんの説教、納骨とつつがなく進み、親戚の家に帰る。家につくやいなや普段着に着替えリラックスする。料亭から届いたお膳が目の前に並べられ猛スピードで食す。何故なら東京へと向かう用事があるからである。

 先だってチャット等でこの関東行きのことは公言しており「それなら会いませんか?」とネットでお世話になっている、関東の方々と会うことになってしまったのだ。そのためあまり遅い時間になると先方に失礼にあたる。だから急いでいるのに、両親は「片づけを手伝え」と無慈悲な言葉。結局、用事をすませ表に出れたのは17時20分前だった(;_;)
 本鵠沼から小田急線に乗り込み新宿へ向かう。急行とはいえ神奈川から東京・・・時間はかかる。あと少しで新宿に到着!のところで携帯が鳴り響く。電話の主は約束をしていた方々で「今日はどうする?」とのことだった。時間が推したこと、連絡しなかったことを謝り、とりあえず新宿に向かっていることを告げ、待ち合わせの場所を決める。土地感もないので新宿小田急線の改札にて待っていることにした。
 結局合流できたのは18時30分。「時間もうちょい早ければアンミラに行けたのにね」という関東勢の方々の言葉に涙してしまった。

 まずは飯を食おうということになり、繁華街へと移動する。しかし時間が時間なだけにどこも混んでいる。時間つぶしだと言うのでゲームセンターに連れられた。そこではゲームをやる人プライズマシンでプライズを取る人とに別れ、ゲーム等をゲーセンでしないオイラは一人タバコを吸っていた。気が付くと手には1個2個とプライズが手渡されている。お土産ということらしい・・・うれしいのだが少し複雑。この後親戚の家に帰るのでこれらの怪しいブツを見つかったらどうしようという心配があるからだ(^^;)
 そのうち皆空腹になってきたのかゲーセンを後にして、再び飯を食う場所を探す。たどり着いたのはラーメン屋。7名もいたので座れないんじゃないかと思ったが、運よく座席は空いておりすぐに注文できた。
 ラーメン屋を出た後少し話がしたいので軽く呑むことに。メンバーの一人の方の案内でショットバーに連れて行かれる。こじんまりとした雰囲気のいい店で落ち着いてお話をすることができた。
 そのうちに時間も遅くなってきたので皆さんとお別れをすることに・・・今度はもっと余裕をもって関東に来ることを皆さんと約束し、新宿を後にした。

 藤沢の家に帰りついたのが23時過ぎ・・・予想よりも早く帰れたが一日中動きまわっていたせいか、疲労でそのまま布団にダウン。眠りについた。


1997/10/10 神奈川へ

 祭日とはいえ起床したのは午前5時半。既に両親共起きており寝間着から普段着に着替えている。何ゆえにそんなに早起きかというとの弟にあたる叔父の法事のために神奈川まで行かないといけないからである。
 交通手段は車で、我が家の偽者(^^;)アコードことアスカ妹夫婦の操るパルサーの2台。計6人での出発である。
 全員がそろったところで出発。時間はちょうどの午前6時。外環170号線から第二阪名に入りまずは奈良に出て名阪を目指す。途中コンビニに寄ったりしたが流れはスムーズで名阪に入り大した渋滞にも会わず順調に神奈川へと向かっていた。途中静岡で富士山を見る。天気はよく雄大と呼ぶにふさわしいロケーションが臨め、正に日本一の名に恥じない風景である。

 そうこうする間に神奈川に到着。バイパスを通り湘南海岸沿いを走り、親戚の家のある藤沢市に着いたのは午後2時半だった。
 まず仏壇に挨拶してから、ラフな格好に着替えさせてもらい、ごろ寝を決め込む。疲れているので何もやる気がおきない。明日に備えてさっさと休むことにした。

「明日は色々とやることがあるしな(ニヤリ)」と呟きながら眠りについた。


1997/10/09 あがくナマケモノ

 今日はちょっと早起きした・・・とは言っても午前10時なのだが(^^;)相も変わらずの自堕落振りでオイラに残されたものは、自嘲するしかなく・・・じゃなくて就職活動という普通の社会人に戻るという使命があったのだ。
 ちゅう訳で一路コンビニへ○-ingを購入するために走る。先週は体の不調もあってロクな活動も出来なかったので多少気合は入っている。いや、気合を入れなければいけないのだ。理由はすこぶる簡単・・・財政危機のためである。月々の支払いを考えたらもう残高は無いに等しい・・・なので燃えるしかない訳であり(;_;)

 コンビニから帰り、家に戻って早速とある企業にアポをとる。が、担当者はいないらしいので後程電話をすることに。多少時間が余ってしまったので髪を切りに行くことにした。
 行き先は近所の床屋。今まで行ってた美容院(似合わねぇ(^^;))が夏前に潰れてからは、この床屋の常連である。(まだ今日で2度目であるが(^^;))
 オイラは面倒臭がりなのでカットする時はいつも短めにしてもらう。そうすれば2ヶ月は散髪しに行かないですむからである(笑)今日もいつも通りに短めにカット。おまけに刈り上げも少ししてもらった。
 そして散髪はつつがなく終了。「これで暫くは床屋にいかないですむな」と一人ほくそ笑む。

 家に帰り暫くは「バイオハザード・ディレクターズカット」をやって時間を潰す。時計を見ると18時前。そろそろいいだろうと再び企業に電話した。
 結局来週の火曜日の13時に面接と決まり、受話器を置いた。だが何故か不安がよぎる「もう1、2社アポとっといたほうがいいかなぁ?」と考えたりもしてしまい、実際もう2社ほどピックアップしていた。
 ああ・・・自業自得とはいえ、早くこんな生活から抜け出したいもんだ(;_;)


1997/10/08 特殊な質屋

 とあるソフトのDLが手間取っていたので眠りについたのは午前4時過ぎ・・・目が覚めたのは太陽もテッペンにのぼった12時前だった(^^;)
 寝床からゴソゴソと這い出し、台所に向かうとの冷たい視線が突き刺さる。「朝飯食わない上に薬まで飲まないたぁ、どういうこった?」ってことなのだが・・・お小言に逆らわず神妙に聞いているフリ(^^;)をかますオイラ。とりあえず飯だ。今日はやることがあるので、さっさと飯食って出かけたいからである。
 やりたいことって言っても大したことじゃない。財布の中身が寂しいので金策に走るだけのこと・・・とは言っても「無○くん」や「お自○さん」の類ではない。無用なゲームでも売り捌いて小銭を手に入れようって腹である。幸いというか何と言うか、数的にはかなりの数でいらないソフトがある。それだけ無駄な買い物をしたと言えるが(^^;)

 急いで飯をかき込み、リュックや紙袋にソフトを詰め込んで車で出発。行き先は大阪の電気街「日本橋」だ。TVゲームソフトだけなら近所の店でも買い取ってくれるがパソコン用のソフトはさすがにここまで来ないと買い取りのお店は存在しない。
 平日だというのに人は多い。車を止める場所を探すのに10分近く、ウロウロする。ちょうどとある店のすぐ傍に駐車スペースがあったので違法駐車(爆)紙袋片手に車から降り店に入った。
「スミマセン。DOSのゲームなんですけど買い取りお願いできます?」
 とオイラ。
「え〜と・・・3.5インチのソフトですね?100円か200円単位になりますけどよろしいですか?」
「(グッ!)け、結構です・・・お願いします」
「じゃ、身分証明所と印鑑をお願いします」
「印鑑・・・忘れたんですけど」
「あ、じゃぁちょっと買い取りはできないんですが」
「そうですか(気取るんじゃねぇ!)」と一部心の中で毒づいた後、その店を飛び出し別の店へ向かう。そこでは難なく買い取ってくれた上に金額も思ったより良かったので先程のムカツキはおさまった。次にTVゲームソフトだが有名量販店で売る。ここでも予想以上の金額で買い取ってくれたのですっかり溜飲の下がったオイラは店を後にした。

 いつものオイラなら、この金で何か別のモノを買いに走るのだが、先のことを考えるとそうもいかない。財政はますます逼迫しているため軽はずみな真似はできやしないし、これで一ヶ月は暮らさないといけないのだから。
 あ!そういえば明日は○-ing出る日だぁ・・・仕事探さないと(^^;)


1997/10/07 懲りない男2

 どうやら峠は越したようである。腹痛もなし背中も痛まず、トイレに行ってもスッキリ気分で出てこれる。正に健康って素晴らしいってやつである。午前中はただぼぉ〜っとして過ごし昼飯まで大人しくしていた。その時間に至っても体調は崩れないので安心してお出かけすることに・・・お出かけと言っても近所の本屋までであるが。
 何日ぶりかの車の運転。嬉しくなって車の中でガンガン鳴らすためのCDを数枚持って乗り込む・・・で、CDを聴いてるうちに長い時間聴いていたくなり、行き先を変更。車は東香里園に向かっていた(笑)勿論行き先はTUTAYA東香里園店

 ほどなく到着。まず外出できなかったために読んでない週刊漫画雑誌の立ち読み。それからコミックや文庫の新刊チェック。何も出てないのでゲーム雑誌などもパラパラめくった後、よせばいいのに2階のCDコーナーに向かった。
 金に余裕はないがシングルCD1枚だけならいいだろうと思ってのことだ。ちょうどウルフルズの新曲が欲しかったこともあるし。最初に新曲コーナーに向かい、すぐにウルフルズの新曲である『かわいいひと』を見つけた。それを手にとりすぐにレジに向かえばいいものを、ちょっとした出来心というか何時もの習性というか試聴コーナーに向かってしまった。Blackのコーナーを眺めているとLuther Vandrossの新盤『ONE NIGHT WIDH YOU』が出ている。見てみるとここ数年の間に出した4枚のアルバムから選曲したベスト盤のようだった。まぁその時点では物欲指数はゼロ状態だったのだが、尚良く見てみると新曲が4曲入っているらしい。まぁその新曲だけ試聴して帰ればいいやと思ったのが間違いだった・・・  元々バラードには弱いせいもあるが一発で参ってしまい、気が付くと『かわいいひと』と『ONE NIGHT WIDH YOU』をレジに差し出してしまっていた(爆)

 後悔は無論のことしているが、今更悩んでもしかたない。実際帰りの車中では買ったばかりのCDをプレイヤーに入れているゴキゲンなオイラがいたのだから(笑)


1997/10/06 GO NAGAI

 昨日の杞憂とは裏腹に本日の体調はすこぶる良い。やっとが流れたのかと思えるが、まだ安心は出来ない。まぁ明日一日何もなければ大丈夫だろうとは思うが、出ている薬を飲み干すまでは気をつけていようと思う。(まぁ、気をつけていようがなっちゃう病気なんだけど)

 さて今日も家から出てないのでネタがない。そこで独り言をひとつ。(駄文なので読み飛ばしたほうがよろしいかと思います(^^;)
 まぁ趣味でもあるのだが、オイラはよく漫画を読む。マニアな方々に比べたら、その量は微々たるものだが、それでも好きというか信奉している先生がいる。
男を粋に描く松本大洋先生も好きだし、スピード感溢れる殺陣の描写が素晴らしい『無限の住人』の沙村宏明先生も好きだ。更に言うなら稗田礼二郎シリーズ諸星大二郎先生も好きだし『19[NINETEEN]』のきたがわ翔先生も、『ドカベン』の水島新司先生も・・・キリがないのでこの辺で(笑)
 とまぁ結構好きな作家は数多くいるが、ただ一人だけ挙げろと言われたら永井豪先生が唯一の人になる。

 オイラが初めて永井豪先生にふれたのはTVアニメからで元祖スーパーロボットの『マジンガーZ』や『ゲッターロボ』、『デビルマン』、『キューティーハニー』、『ドロロンえん魔くん』というラインアップである。子どもの時に見た、この一連の作品が同じ原作者だってことは只のアホガキに分かる筈もなく・・・それが分かったのは小学校の2年生くらいだったろうか?本屋で『マジンガーZ』のコミックを見つけた時に始まる。無論小学生の身であるから、おいそれとコミックなんぞ買えるものでもない。だがTVでしか見れなかった作品が手にとって見れるという興奮からか、に無理を言って買ってもらった記憶がある。  その『マジンガーZ』のコミックの表紙の折り込み部分にある作者紹介を見た時に、またブッ飛んだ。先に挙げたアニメ作品を作った方だったんだと、分かってしまったのである。(実際には原作者なのだが)
 それからオイラの原作本探しが始まるのだが、その次に見つけた本がヤバかった・・・『デビルマン』である。なんせTVアニメ版とはまったく違うストーリーで、子ども心にアニメ版と同じモノを期待して中身を見た衝撃は今でも忘れない。似て否なるとはこのことで、読んでない方のために内容は言わないが、原作の方はひたすらヘビーである。子どもが読むには刺激が強すぎ、その頃のオイラなら真っ先に放り出しそうな代物だったのだが、何故か我を忘れて全5巻を立ち読みしてしまい、気が付いたら夜の7時だった。その頃の門限は18時だったのでえらく親に叱られた記憶がある。怖いながらもコミック5巻は欲しかったのだが、何故かその時は手に入れる事が出来ず、手元に残せるようになったのは中学に入った頃だった。

 その間も『キューティーハニー』や『えん魔くん』等を購入してオイラの永井豪が高まっていったのは言うまでもない。

 とまぁ取り留めのない話になっちゃいましたが、永井豪先生を知らない方(そんな人はおらんと思うが(^^;))とりあえず『デビルマン』をお読みなさい。絶対人生観変りますから。今なら復刻版で講談社から『新デビルマン』とあわせて6冊あるし、漫画文庫でも『デビルマン』『新デビルマン』をあわせて加筆修正&編集したものが全5巻で出ているので、立ち読みでもいいから是非手にとって欲しい次第です。(これだけを言いたかったために長々とスミマセン・・・でも最後まで読んでくれなかったら、ここで釈明しても無駄かな?(笑)よっしゃ、これシリーズにしよう(爆))


1997/10/05 安息日

 朝、残尿感はあるものの嫌な痛みはない。多少重いというか、鈍痛は腹にも背中にもあるのだが激痛でないだけ有り難い。贅沢を言わせてもらえれば3つある苦痛のうち、どれかが無くなってくれれば良いのだが。
 そんな訳で朝の分の薬を飲まねばならないので、寝床から這い出すことに。まず冷蔵庫を開け、昨日に買っておいてくれたポカリスウェットのペットボトルを取り出し、コップで2杯飲み干した。特別喉が渇いている訳でもないのだが、これも治療(笑)のうちなのだ。
 食欲はあまりないのでヨーグルトを取り出し食う。容器の半分程を腹に入れた後、薬を飲んだ。

 それからTVゲームなどでちょこちょこ遊んでいるうちに昼になり、その頃には体調も回復し、食欲もわいてきた。
 買い物に行っていた両親が寿司などを買ってきていたので、それを昼食にする。ま、寿司といってもオイラは生物が苦手なので調理したネタかサラダ巻きとかがメインなのだが。で、今日の寿司は海老マヨである。寿司好きの人が聞いたら怒りだしそうなモノだが、オイラはこれがことのほか好きなのだ(^^)
 久々に米の飯を食えたせいか元気が出てきてしまい、昼からのゲーム(『スパロボF』)に入れ込んでしまい、気が付いたら18時になっていた。(爆)
 時間を忘れることが出来たのはうれしく。何故かというとトイレに悩まされなかったと言うことであり。
 その晩もシチューを美味しく戴き、とても安らかな一日を過ごすことができた。

 だが楽観はできない。今日、体調が良くても明日がどうなるか分からないのだから。
 (あ、人生ってものも、そんなもんだし考えても同じかぁ。寝よっと(笑))


1997/10/04 闘病日記

 どうも最近、「闘病日記」みたいになってるなぁと思う今日この頃。(開き直ってタイトルも、そうなっているが)でも家から一歩も出れないので仕方ない部分もあることも了解していただきたく(^^;)

 また朝から調子が悪い。このサイクルでいうと段々不調に陥っていき、体の調子が快方に向かうのは、夜中過ぎであると予想でき、気分的にブルーが入る。その予想通り昼前には腹と背中が猛烈に痛み出し、床の上でのたうち回ることになり、飯も食えない状態になってしまった。なんせ水すら受け付けず、体に入れた途端リバースしてしまうのだから堪らない。それでも何か腹に入れなければ薬も飲めないので、無理矢理にみかんを2個腹におさめて薬を流し込んだ。
 それからはお決まりのように腹と背中は最高潮に痛みが増してくる。結局痛みがひいたのは夜中であり、気を失うように眠りにつけたのはその後だった。

 ああ、早く直らないかなぁ。仕事も探しに行けやしない・・・


1997/10/03 一難去って・・・

 昨日は無駄な努力かと半ば諦めていたのだが、午後9時位から眠りに落ちることが出来て、気が付いたら0時30分位に目が覚めていた。眠りにつくまでは苦しみのあまりのたうち回っていたのが嘘みたいに全ての症状が治まっていた。体を横たえてリラックスできるのが、これほど有り難いと思ったのは人生のうちで何回あるだろうと、考えてしまうほど昨夜(とはいっても目覚めた時間もまだ夜中ではあるが)の状態はシャレにならんものがあり。
 まぁ、体の調子が良い間に水分でも摂っておこうと冷蔵庫を開けるとミネラルウォーターがあったのでコップで3杯飲む。さて寝ようと布団をかぶると、これがまったく眠れやしない。仕方ないので本を読んだりして睡魔が訪れるのを待っていたが、結局ウトウト出来たのは午前4時くらいだった。

 不意に電話の音が鳴り、その音で目が覚めてしまった。時計を見ると午前9時ちょっと前・・・体の調子は相変わらず良い。
 電話の主は親父だったらしく、昨日のことがあっただけに「送り迎えするから病院へ行け」とのことだった。まぁ、自分としても昨日の検査の結果も知りたいことだし、病院に行くことには同意した。
 そこで親父の来る間、朝食を摂る。昨日の残り物ではあるがグラタン茶碗蒸しだった。これほど取り合わせのおかしな物もないだろうが、固形物は辛いので柔らかい物をリクエストしていた結果である。
 くだらないTVを見てるうちに親父が帰宅。すぐに家を出る。病院に着き、「終わったら電話入れろ」という親父の声を背中に聞きながら受け付けに向かう。外来患者のピークが過ぎているのか、待ち合い場にはそれほど人の影は見えない。それだけ待つ時間が少なくなるのだから有り難くあるが。
 名前を呼ばれ、看護婦さんの元に向かうと紙コップを手渡される。最初に検尿らしい。一通り作業済ませて待つこと数分、再び名前を呼ばれ診察が始まった。
 先ず昨日撮ったレントゲン写真を見せられ、これがであろうという個所を示された。の大きさは5ミリ程度であろうと言われ1センチ未満のは自然に流れることが多いらしいので、心配するなと言うことらしい。とりあえず薬を2週間分出され、病院を後にした。会計を済ませ親父に迎えに来てもらうように電話する。病院の前で待っているとほどなく親父が到着。速やかに帰宅した。

 家にたどり着き、楽な格好に着替えると母親が呼んでいる。何やらオイラ宛てに封書が来ているらしい。手渡された封筒を見ると先月面接に行った会社からだった。やっと面接の結果を知らせて来たかと思いつつ、その場で開けて中身を見る。結果は・・・

 次だ!次ィ〜!!

 という訳で暫くネタには事欠かないわけで(爆)
(でも笑い事じゃないんだよなぁ・・・どうしよう?(;_;)


1997/10/02 悪夢再び

 今日は検査のある日だ。どうも先日撮ってもらったレントゲンにはが写ってなかったらしいので、造影剤を体内に注入してからX線で撮影するのだ。と言うことで検査に向けて色々と準備がいるらしい。準備と言っても朝飯食ったら昼からは絶食せよとのお達しだけのことだが。

 そういう訳で、ここのところ真面目な生活を送っているためか、寝坊しようとしても8時には目が覚めてしまう。別に悪いことではないし、むしろ良いことなのだがネットで遊べないというのは少しフラストレーションが溜まってしまう。これも元気になるまでの辛抱だと、言い聞かせ朝食を摂ることに。
 昼が絶食だからといって無茶食いするわけにもいかないので、トースト一枚、オレンジジュース一杯で我慢。つつがなく朝食を終えた。

 朝食を摂って数十分、がしたくなったのでトイレに行く。
 ・・・のだがスッキリしない。どんなに粘っても残尿感があるのだ。この時点で嫌な予感はあったのだが、あえて気にしないように務め、寝床に向かう。しかし、どうにも我慢出来ないので再びトイレへ・・・そうなのだ。また嫌な症状が舞い戻ってきたのだった。そのうちに背中と腹も痛み出してきて、どうにもたまらない感覚に陥ってしまった。急場しのぎではあるが、風呂を沸かして入る。こうするとほんの少しではあるが気分が良くなるのだ。

 そうこうする間に病院へ出かける時間になった。気力を振り絞り車を出して、病院に向かう。さほど遠い場所ではないのだが、自転車行くなんてのもぞっとしない。多分途中でへたり込んでしまうのは目にみえているからで・・・。
 検査は3時からの予定だが、約束の20分前に来院してほしいとのことだったので、ギリチョンではあるが2時40分に到着。受け付けを済ませ指示された待ち合い場へと歩く。その間も残尿感、腹痛、背中の痛みという3重苦はオイラを襲っている。
 名前を呼ばれたので受け付けのお姉さんの所へ行く。検査室は2階らしいのでエレベーターに乗り上へ。程なく検査が始まり検査室の中に入る。指定の服に着替えさせられ、撮影が始まった。
 先ずは何もない状態での撮影。それから造影剤をうち1回撮影。それから10分感覚を開けて撮影。そしてトイレに入ってをした後に撮影と、6枚〜10枚は撮っただろうか?
 だが、このじっとしてる時間というのが曲者で、その間トイレに行きたいやら腹や背中が痛いやらで拷問に近い時間だったのだ。
 そうして検査は終了し、家に帰った。帰りの車中も汗が出てくるし、よくも事故を起こさなかったと今から思えば冷や汗が出てきそうだ。

 それから暫く大人しく寝ていたのだが、その間も先の症状に苦しみ眠ることも出来なかった。それどころか、段々重くなってくる始末・・・先日に救急車で運ばれた時と同じ位に痛み出してきたのだ。うずくまるオイラを見て両親は病院に連れて行くと宣言。その言葉に逆らわず頷くオイラ。今日2度目の来院をすることになった。

 受け付けに聞くと今日の夜は泌尿器科はやってないとのこと。仕方ないので内科にまわしてもらい診察してもらうことになった。緊急だというので優先的に順番がまわってきたのだが、3重苦に苦しむオイラにとって、とても長い時間に思われ。
 診察してもらえたのだが結局のところが流れないことにはこの苦しみから抜けられないと言われ、泣く泣く点滴だけして帰ることになった。
(病院にいる間、嘔吐すること3回(;_;))

 家に帰り着いた後、薬を飲もうかと思ったが、帰宅するなりトイレに駆け込み吐く・・・眠れないのは分かっていたが布団で横になることにした。
 ああ、眠れぬ夜が続く・・・
(汚い話ですみません(^^;;;)


1997/10/01 記念すべき無意味な一日

 とりあえず体は快調に近い。2日前に救急車で運ばれたとは思えない程だ。しかし外出は出来ないので取りたててネタはない。一応皆の目もあることだし安静にしていることに決めた。だが、眠い訳ではないので布団に横たわっていても退屈極まりない訳で。

 ま、一日中家に居たのでネタなし事件無しなので、これで筆を置きます。
 しかし、一夜明けたらどうなることやら(^^;;;)

(あ、そういえばホームページ開設して早々と一ヶ月・・・早く工事中のコーナーもアップしないと・・・)


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