B-DIARY
(1997/11/01〜1997/11/15)

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1997/11/15 やっぱオイラって浪花っ子

 先週に引き続き疲労のピークだったらしく、早めの就寝の割に起きたのは13時過ぎ。何かすっかり普通の社会人みたいで心地良い・・・でも時間を無駄に過ごしてるのには変わりないので、それ以上の気分の高揚はなかった。
 やけに家が静かだと思ったら誰もいない。仕方ないので自分で飯を作ろうかと思ったが、何もない。お湯はあったんだが(^^;;;)テーブルを見ると昨日お土産に買ってきたドーナツの残りがあったので、それでひとまず凌ぐことにする。胃袋が納得しないと分かってはいるんだけど、それこそ背に腹はなんとやらなので贅沢はいってられない。

 ひとまず落ち着いて座っていると、誰か帰ってきた模様。気配から察するに複数らしい。ということはをはじめ伯母の3人で買い物にでも行ってたんだろう。土曜日の午前中にがいない時は大抵そうなのである。
 胃袋が納得しないのでに詰め寄ると『明石焼き買ってあるから食いな』ときた。
「そんなもんで騙されるかぁ」と心の中で毒づいたが、空腹には勝てない。おまけに『明石焼き』はオイラの大好物で、年に1回は明石に出向いて本場の『明石焼き』を食いに行く程の大馬鹿野郎なのだ(笑)

 そんなこんなで遅めの昼食、そして晩飯も終え暇になったのでドライブがてら本屋に行くことにした。まっすぐ行けば20分で着く距離を1時間かけて遠回りをして向かった。
 しかし、道すがらあることが気になってしまったので言うが、最近TV等のコマーシャルでもやっている某『無○くん』や『い○っしゃいマ○ーン』、『お自○さん』とやらの無人キャッシングの出張所が増えている。今日走った数キロの道でさえ何件もの出張所が軒を連ねていた。オイラは基本的に借金・・・ローンまで大嫌いな男なので、こういうシステムが増えているのは理解できない。それだけ、金に困ってる人間も多いのだろうが、あまり安易に借金できるのも問題ではないかと思ってみたりする訳で・・・

 目的の本屋に到着。別に買う予定のモノは無かったのだが、ブラブラ立ち読みをするのが好きなので、こうやって本屋に行く機会は多い。新刊コーナーに目を向けると、何故か17日発売予定のはずの『GTO4巻が平積みになっている。前の3巻もそうだったが、この『GTO』はフライング販売が基本になってるんだろうか。ま、深くは考えず当然のように購入。そして家路についた。

 しかし、いくら来月に小額だがバイト料が入ってくるとはいえ、ちょっと浪費が多い・・・気を付けなければ(^^;;;;;)


1997/11/14 サンキュゥ(^^)

 今日もパッと目覚め、家を駆け出していく。ここのところ朝はこのパターンなので飯も食わずに出かけるという体に良くない毎日を送っている。これが遊びに出かけるっていう理由なら毎日でも早起きして飯もちゃんと食って出るのに(^^;)しかし現実は違って今日も研修で駅までのオイラの足取りは当然の如く重い。往生際が悪いと自覚はしているが、こればっかりは自分ではどうにも改善できない。基本的に性質はナマケモノだし・・・いや、あちらのほうが木に登れる体力あるだけ高級かもしれないな。

 さて実習の進み具合だが、今日は昨日と、うって変って結構進めることができた。だが内容の方はとんと理解出来ていない。ほとんど教えてもらってやっとのことで打ち込んだものばっかりなのだ。結局のところ状況は変わらずという有り様で、見通しは暗いまんまだ。
 ・・・なんてことを、この場で愚痴りすぎているせいか、読んでくれている人からアドバイスや励ましのお言葉をいただいたりして、本当に感謝感激であり、この場を借りてお礼を言っておきたい。

 皆様。どうもありがとうございます(^^)


1997/11/13 よろしく哀愁

 いつもの現実逃避癖が出始めている。とはいえサボる程の根性はないので嫌々ながら家を出る。まぁサボったら1万の罰金なので絶対にサボることはないだろうが。
 たかが数日のラッシュ電車の通勤(?)だが、もう限界に近い。自分がこれほどまでに、社会人不適応者に成り下がってるとは思いもよらなかった。

 さて今日の実習の進行状況だが、ようやく提示されている課題の一つが出来上がった。だが内容はイマイチ理解できていない。このままじゃ絶対に社員登用は無理だろうと思え。それでも出向いている間はバイト代が出るので、その分のリスクは少ないが・・・じゃなくて、これは一緒に始めた人間の中でも最高に遅い進行速度だ。こりゃ、「続かんな(^^;)」とこっそり思ってしまった。

 休憩時間の時にお茶片手にタバコを吸っていたのだが、隣に座っていた同じ日から研修を受けている某氏に「溜め息が多くなったなぁ」と言われてしまった。自分ではまったく気がついていなかったが、その後気をつけて己を見つめていたら確かに頻繁に溜め息をもらしている。緊張感がなくなっている訳ではなく、単純に疲労からのものだろうが、情けない話である。

 話は変っての話。3日に「買っちゃった」と記述したマイクル・コナリーの『ポエット』。今日やっと読了した。読む時間は電車に乗っている間だけだったので、今日まで時間がかかってしまったが・・・なかなか面白かった。最初は大して期待してはいなかったが、テンポよく、プロットよく結構楽しめた本だった。サイコスリラー好きの読者なら思わず「ほほぉ」とうなってしまうラストである。まぁお勧めの本ですな(^^)

 さぁ、明日を乗り切れば休みだ。朝は辛いが頑張って行って帰って来ようと思う・・・「勉強はどうした?」ってのは言わないで(^^;)


1997/11/12 逃げ出したい

 あ〜疲れた。今日一日を終えて唯一もれる言葉だ。たった数日、研修を受けただけなんだが、とてつもなく疲れる。この事実一つとってみても分かるように、オイラって本当に勉強が嫌いだったんだなぁ、と思う。金が出なければとっとと逃げ出しているところだ。
 それで肝心の研修の進行度だが、オイラは真正面から2次試験を通った訳ではないので、正規に合格した人間とは格差がある。実際、自分の頭が良いなんてうぬぼれたことはないが、馬鹿とも思った事もない。だが今回はその、ささやかな自信さえもコナゴナにされてしまっている。なんのこたぁない。やっぱり馬鹿なんじゃん、オイラ(;_;)

 兎に角、研修。前述を読めば予想できるだろうが、全然はかどらない。何しろ分からないのだから実習を進めようがないのだ。せいぜい昨日出来なかった簡単なプログラムを仕上げることしかできず・・・それでも何故こうなるのか理解出来てない始末だ。わざわざ本を届けていただいた ケーイチさんには申し訳ないが徒労になりそうです。申し訳ない。

 明日も早起きかぁ・・・やだなぁ(これが一番の杞憂らしい(^^;))


1997/11/11 はじめの一歩・・・も踏み出せず

 研修の方も今日から実習に入る。まぁどっちかと言えば『』の上より『モノ』を使った勉強の方が好みなのだが、講義をまともに理解出来なかった、このタコ頭でどこまで実習をこなせるかは不安が残るところではある。
 またもや朝の9時から出社。怠けきった身体にはとても辛い毎日だが、これも自業自得だから仕方ない。今まで遊びまわってたツケが否応無しにのしかかる。まぁ金のためだ。暫くは頑張るつもりである(笑)
 しかし朝のラッシュだけはどうにも堪らない。サラリーマン時代にも早出の時はこの電車内のギュウギュウ詰めは経験済みなのだが、毎日じゃなかった。おまけにオイラが利用している地下鉄御堂筋線大阪でも一番混み合う線として有名だ。特に朝のラッシュ時は凄まじく、1〜2分間隔でホームに列車は入ってくるが、それでもスシ詰め状態は緩和されたことがない。そのためスリ痴漢の類も多く、TVなどで『警察24時』とかの特番でもあると必ず紹介される不名誉な路線なのだ(笑)

 やっとの思いで会社に到着したが、ラッシュにもまれて早くも疲労気味。時間までタバコを吸いながら過ごす。だがゆっくり休む間もなく定時のチャイムが鳴ったので席についた。
 最初に研修生の長と思える人がソフトの基本的な立ち上げ方を教えてくれる。ま、簡単なコマンドを入力するだけなのだが、そこは見かけだけだが真摯に頷いてみせる。一応先は長い・・・わざわざ波風を立てる事はないのだ。一応の説明の後、パソコンを使っての実習に入る。手取り足取り教えてくれる筈はなく、自分のペースで進めていくのが基本スタイルのようだ。そのまま昼までパソコンに向かい、ポチポチとキーボードを叩く。
「分からないことがあれば、遠慮なく質問するように」
 とのことだが、こちとら何を質問していいのかさえ分からない(爆)ここにきて講義が理解できてなかったツケがきていた。
 しかしそれでも腹は減る。昼休みになるやいなや弁当を買いに外にでた。会社の近所に弁当屋があり、安くて味もなかなかで、ここに来てからは通い詰めなのである。

 そして午後から再び実習。極端に狭いオイラの頭はすでにパンク寸前で、できることならメモリを増設してCPUも取っかえたいくらいである。そんなこんなで就業のチャイムがなり不毛な時間は終わりをつげた。

 かなり危機感を感じずにはいられない。年末はどこも、まともな求人があろう筈が無いからだ。せめて一ヶ月分のバイト料が出るくらいはここで粘りたいものである。


1997/11/10 都合により

 このパターンも自分で厭き厭きしているが、就寝したのは朝の5時半・・・起きたのは14時だった。
バイトはどうした?」と思われるかもしれないが、先方から「月曜は来なくていい」と言われているからである。別にクビになった訳ではない。実は今日、会社のお偉いさんは出張や客先への顔出し等で、ひとりも出社して来ないらしいのだ。実習初日に研修生をウロウロさせておく訳にもいかないので、今日は自動的にお休みとなったのだ。

 今日は部屋の掃除やら色々と予定を立てていたのだが、こんな時間じゃ何もやる気も起きない。結局今日もゴロゴロモード・・・これじゃいけないんだがなぁ。


1997/11/09 空白の一日

 昨日は4時くらいまでIRCで遊んでいて、それから寝ようと思ったのだがTV朝日が『27時間テレビ』なんていう馬鹿な番組をやっており、何やら80年代の懐かしのTV番組を垂れ流していたので、つい一時間程見入ってしまい、布団に潜り込んだのは5時をちょっとばかし過ぎた頃だった。故に起きたのは13時・・・いくら休日とはだらけ気味なのはちょっと反省。
 なのだが結局家からは一歩も出ず一日中LDを見たりTVを見たりして過ごしていた。

 明日も休みなんだが・・・何かしないとなぁ。手抜きと思われそうだ(^^;)


1997/11/08 物欲最高潮

 昨夜は1時半くらいと早めに眠ったのだが、疲れが溜まっていたのかいくら寝ても寝足りない。結局布団から這い出すことが出来たのは昼の12時半だった。慣れないことはするもんじゃない、と痛感するのはこんな時である。

 今日は夕方からちょっとお出かけ。いつも色んなことでお世話になっている ケーイチさんとお会いするためである。実は昨夜IRCで ケーイチさんとお話していた際にオイラが「C言語のこと勉強しなきゃいけないんですが、ああいった類の参考書って高いですから、今の財政じゃ手が出にくいんですよねぇ」と愚痴ってしまったところ「じゃ、今はもう読んでない本あるからあげるよ」と気前良く寄与していただくことになってしまった。感謝!!(^^)

「買い物あるから」と ケーイチさんがおっしゃるので日本橋ジョーシンDISC PIERの前で待ち合わせとなった。まぁホントは電車代すら危ういオイラが「車で行けて少しの間止められる所で」と我侭を言ったためであるが(^^;)
 約束の時間18時の1時間前・・・17時過ぎに日本橋に到着。ちょっと時間があまってしまったので、久しぶりに日本橋をぶらつく事にした。とは言っても待ち合わせ場所であるDISC PIER内の散策であるが。
 まずは1階邦楽CDのフロア・・・は通り過ぎエスカレーターで2階に上がる。2階洋楽CDのコーナー、3階JAZZのコーナー、4階クラシックのコーナーも無視して上る。時間があれば2階と3階は見てみたいのだが、特に目当てのものもないので5階の洋画/邦画LDのフロアに向かった。エスカレーターから下りると早速STAR WARS特別編のデモが映し出されている。LD-BOXを思わず手に取りそうになるが我慢する。暫く見て回ると香港映画のコーナーに吸い寄せられた。そして当然の様にブルース・リーのLDを漁る。そして気がつかないうちに『ブルース・リー伝説』を持っていた。これはブルース・リーの死後直後・・・検死段階の写真などレアな映像が収められているLDで、オイラにとっては資料集めの意味もあり是非とも欲しいLDなのだが、涙をのんで棚に戻す。
 これ以上ここにいるのは目の毒だ。後ろ髪を引かれる思いで更にヤバイ6階に向かった。6階はアニメLD・CD&ゲームソフトのフロアであるからだ(笑)新作のコーナーを見て回る。『機動戦士ガンダム/第08MS小隊』の6巻が目に止まる。欲しいが泣く泣く新作コーナーを通り過ぎる。
「今日は買い物に来たんじゃない。本を受け取りに来ただけだ」
 と必死に己を戒める自分はなんとも情けない。これも貧乏が悪いんや(;_;)

 と危険な時間潰しも終了させ店の外に出てみる。まだ、いらっしゃってないようなので店内の休憩所のベンチに座り時間までいる事にした。
 ちょうどタバコを1本吸い終わった頃に携帯が鳴る。 ケーイチさんからで「今、店の前にいる」と言うので合流。暫く休憩所で話した後、オイラの車で帰ることにした。途中「お茶でも・・・」という事になったが車を止められる所なんて種類が限られてしまうので25号線沿いのマクドナルドに寄った。そこで東京土産を ケーイチさんに手渡し、オイラはC言語の本を受け取った。そこで色々とアドバイスしてもらい、今後の勉強の仕方の道筋まで示してもらえ有り難いことである(^^)
 その後暫く馬鹿話などをして過ごしていたが ケーイチさんが明日大事な用事があるらしいので帰ることに。途中 ケーイチさんと別れそのまま真っ直ぐに帰宅した。

「さて本もいただいたことだし、勉強すっかね」
 と呟いた男がTVゲームで遊んでいるのは何故なのか謎であるが(^^;;;)


1997/11/07 続き・・・

 講義も今日で3日目。久しぶりに受けた授業が原因だろうが非常に肩が凝る。かと言って学生時代に一生懸命勉学に勤しんでいたかというと、そんな事実は微塵もなく・・・何よりも勉強が嫌いなオイラは受験勉強すらやった試しはないのだ。そんなオイラが2日も大人しく机に向かっていたというのは驚愕に値するものであり、体に異常がでないのがおかしいくらいだ。

 それはさて置き今日は午後からテストがある。この数日間受けた講義を理解出来ているかを調べるテストで、これに合格してから初めて実習に移れるのだがコケれば当然、ここで「サヨウナラ」となる。オイラは「バイト」の用件があるのでテストが出来なくても関係ない分気楽である。まぁ余りにも悪ければ速効で追い出される危険性もあるだろうが。
 午前中の講義が終わり、昼飯を食った後は早速テストだ。習った問題しか出ないということだったが、それでもオイラにゃチンプンカンプンで諦めて絵でも描いてようかと思ったくらいだ。だが悩んでる間にテストは終了。採点が終わるまで部屋で休憩をとらされる・・・待ち時間はあまりにも長く、新品のタバコの箱が一個ゴミ箱行きになるほどの時間を待たされた。
 そして人事部の社員が漸く登場。何やら名前を呼ばれた人間から事務所に向かい、そこから解散らしい。つまりは合否の結果はその際に分かるとの事。まぁこれもオイラにはあまり関係ないのだが。
 まずは4人程名前を呼ばれ退出していった。そして数分後さらに4人・・・残ったのはオイラを含めて3人だけになってしまった。そこで初めて人事担当の社員の方が口を開いた。その人がいうには、残った人間が合格者で引き続き来社して欲しいという事だった。そして次からの予定を聞きそこで解散。会社を後にした。

 オイラはバイトなので来週中にも連絡がきてバイト先である場所まで顔見せに行かなければならない。なのに社員候補の人間と一緒に研修を受け続けるのはどうにもダルイ・・・ま、勉強して損はないのだからするにこした事はないのだが。お金も出るし(笑)

 家に帰ったあと、勉強用にと参考書を探しにいったのだが、コンピュータ関連の書籍というものは高い。今の財政ではおいそれと買えるものではないのだが、必要であるだけに買わない訳にもいかない。
参考書、どっかに落ちてないかなぁ・・・(爆)


1997/11/06 ズボラな受講生

 今日も一日講義漬けである。昨日、営業部長からの言葉を聞いているだけに、受けなくても支障ない講義を受けるために早起きするのは何とも辛い。明日も早起きしなければいけないのかと、思い既に朝から憂鬱な気分になった。とは言えとりあえずの早起きは明日の金曜までの話。バイトの件が確定してない今の状態では目先のことをクリアする以外にはない。目下の目的は明日、遅刻せずに講義を受ける事だ(笑)(訳分からんな(^^;))
 本当は金曜の午後から行われるテスト・・・これがネックなのである。社員候補の研修生達は、講義後に受けさせられるテストで成績が振るわなかった場合は引導を渡されるのだ。
「じゃぁお前は関係ないだろ!?」とも思われるだろうが、バイトのために召喚されたとはいえ、テストの点数が余りにも悪ければ「馬鹿!帰れ!!」とも言われかねない。満点とは言わないが半分くらいは点数をとらないとマズイと思ってる訳で・・・

 ・・・で朝から晩まで講義漬け。基本的なことばかりとはいえ、短時間に進められる授業にオイラの頭はヒート気味。どだいオイラの脳みそは一度に詰め込めることの出来る知識のキャパは相当狭い。ハイスピードな講義についていけず、こっそりとノートにギャルな絵を描いていたのは秘密だ(爆)

 こんな調子で明日のテストは大丈夫なんだろうか?(愚問だな(^^;;;))


1997/11/05 薄皮人生

 ・・・眠い。理由は単純で朝7時半に起きたせいである。実際ここんとこ朝は9時前には起きてなかったから反動もひとしおで、まるで冬眠から覚めたばかりの動物のような緩慢な動作で出かける支度を始めるオイラ。こちらがスローテンポで動いたからって流れる時間まで遅くなる訳ではない。そうしているうちにも時間は刻々と過ぎていく。顔を洗うのもそこそこに家を飛び出した。
 慌てて家を出たわりには駅までは徒歩で向かう。バスは金がかかる上に待ち時間が異常に長いのでパス。チャリンコは駐輪場代がかかるのでパス・・・何事も生活の為だ(笑)

 何故眠い目をこすりながら朝からお出かけしているかというと、昨日も書いたが面接行った会社で「バイトしねぇか?」という申し出あったので、その手続き&話し合いをするためなのだ。
 多少ヤバかったが時間内に到着。部屋に入るとまたまたオイラが最後尾の到着らしい。約10数人が席についているのを尻目に静かに着席する。しかし、オイラと同じバイトの件で来ているなら人数がやや多い。社員募集で落ちた人間がこれほどいるのかと勝手に納得してしまい、その場では深く考えなかった。
 9時になり社員の人が説明に現れた。待遇やなんやらの話をして、雇用承諾書や交通費請求書やら諸々の書類に記入させられ「よし!これから仕事の話かぁ!」と一人意気込んでいたら社員の方が「これから講義・・・云々」とか言っている。「何だ?コピー機の動作確認の仕事で何故講義がある?しかも金曜の午前中まで??」と心の中で叫んでいたが相手に聞こえるはずもなく、その社員と入れ替わりに講義を行う社員が部屋に入ってきた。頭がパニくっている間に講義は始まる。案の定仕事と関係ない情報処理の基礎知識講座である。そこで、はたと気付いたことがあった。
これって受かった人間用の研修違うのか?
 そうは思っても抜け出せる状態ではない。そのまま大人しく午前中は講義を聞いて終わった。
 昼飯を食っている時、周りの人間に聞き込みを行ったのだが、やはり皆2次試験をクリアした連中ばっかりらしい。いよいよ場違いさ爆発。いっそ逃げ出そうかとも思ってしまった。だがその疑問は午後過ぎてから氷解することになる。午後の最初の講義が終わった後、5階の事務所に呼ばれてしまった。そこでの話というのが
「バイトの件で足を運んでもらった訳で、別に講義を受けてもらうこともない。まぁ勉強してもらうのに、やぶさかではないのでついでに受けてもらった訳だ」
(だったら家で寝させてくれ(;_;))
「まぁ働きいかんによっては社員登用もある。ハードを知ってもらったほうがソフトも理解しやすいし・・・まぁ頑張る気があればだけど」
(駄目なら駄目で早く引導を渡してくれ(;_;))
「個人的に本でも買ってC言語は勉強してほしいねぇ。それでないと社員登用は難しいだろうから」
(個人的に勉強して解るもんなのか?(;_;))
 と内心とは裏腹に「はい!はい!!」と返事をするオイラ。それもこれも日銭を稼がないといかんからだ(^^;)
 それからのち再び講義を受け、退社時間になりその日の講義は終わった。昨日と同様に精神的な疲れを覚え帰宅した。

 まぁ首の皮一枚程度だが望みは出てきた。しんどいだろうが、上手くいけば社員になれるかもしれない。(ボーナスは恋しいし)生まれてこのかた、やったことはないが努力っちゅうものをやってみようかと思っている訳で・・・続かないと思うが(^^;;;;;)


1997/11/04 蜘蛛の糸

 今日は2次面接だ。これをパスすれば晴れて研修員として社員一歩手前の切符を手に入れることが出来るのだ。それなりの闘志を胸に本日の面接会場に向かった。会場は前回と同じビル内だが、フロアが違う。何やら講義後に小テストをやるらしいので簡易会議室の集合だった。
 余裕を持って面接先のビルに到着。エレベーターで7階にある会場まで上がった。ドアを開け室内を見渡すと既に15人程席についている。どうやらオイラが最後尾の到着らしく・・・席に座って間もなく講義が始まった。講義と言っても2進数、16進数のことで、テストはそれの10進数に変換、またはその逆の仕方を教えるというものだった。
「楽勝!楽勝!!」とほくそえむオイラがいたのは、ここだけの話である。まぁ講義を聞くまでもなく理解はしていたのだが、一応は神妙にしていないとウケが悪くなるので居眠りもせずに大人しくしていた。

 講義終了後いよいよテストが始まった。最初は快調にとばすオイラ・・・が計算苦手な上に集中力の持続時間は極端に短いのもオイラだ。これを落としたら後が無いのに、また悪い癖が出てしまった。最終的に解答欄に多少の穴が空いてしまい、自業自得とはいえ暗雲が立ち込める。
 テスト終了後、少しタイムラグがあり人事課の担当官が現れ「自己アピールをしてほしい」と訳の解らんことを言い放った。ま、これで終わりだし、もう帰れるしで大人しく従う事に・・・どうせあのテスト内容じゃ見込みはないし早く帰宅して、次の就職先を探す準備を始めないといかんからだ。当たり障りのないコメントで茶を濁し終了の声と共に外に出るオイラ。精神的に疲れたのでまっすぐ帰宅することにした。

 新石切の駅で降り立ち歩いて家まで帰る。途中家の近所にあるBooks Popに寄り道して雑誌の立ち読みをすることにした。いい歳をしながら恥ずかしいのだがスパロボFの攻略本を手に取ろうとした時に携帯のベルが鳴った。誰かと思い携帯を耳に当てるとからで「○○○さんって会社から電話あったよ」とのこと。
「何?もう不採用通知がきたのか?」と思いながら訊いてみると、人事課の人から「19時までは在社しているのでそれまでに連絡をしてほしい」と言付けを受けたらしいのだ。不採用ならその旨を伝えればいいだろうに・・・と思いながらも多少の期待をもちながら慌てて家路を急いだ。
 帰宅して部屋着に着替え電話をとり、先方に連絡・・・で、結論からいうと今回も不採用のお達しだった。それならば書面での通達でいいだろうに、と思ったが話を聞いてみると「バイトをしないか?」との申し出。仕事の内容はユーザーのためにコピー機等の動作確認をするというもので、オイラとしては格別やりたくない仕事なのだが受ける事にした。どうせ今回の就職試験が落ちれば暫くバイトでもしようと思っていたのだ。その機会を向こうから提供してくれるという。時間の節約や労力の無駄を省いてくれるのという意味もあるので、有り難く承諾することにした。そのバイトのために再び面接があるらしい。明日また足を運ばないといけない・・・おまけに朝の9時だ。まぁ文句を言える身分でもないので明日のために今日は早く寝るのだ。

 でも、ちょっちブルー入ってるっす(;_;)


1997/11/03 面接前夜に

 今日はちゃんと夜の間に就寝したせいか、午前10時過ぎに起床できた。睡眠時間にしたら5時間くらいと、ここ最近の睡眠時間から考えれば2、3時間程少ないが、いつもより頭がすっきりしていた。やっぱり人間というものは、陽が出ている時に眠るように体が対応してないようだ。

 晩飯を食ったあと、ゲームをやりながらゴロゴロしていたのだが、ふと明日の2次面接のことが頭をよぎった。
 1次面接の時に2次面接時に必要なものを聞かされていたのだが、「講義を行うのでノートを1冊用意しておいてほしい」と言われていたのを突然思い出した。当然というかノートなんて1冊も手元にはない。ならば買いに行こうということで外出することにした。ノートくらいならコンビニで事が済むのだが、行き先は何故か書店であるNew Book。まぁここは文房具類も一通り揃っているのでチョイスしたのだ。それにノート1冊買うのに外出するのも虚しい。何か本が出ていれば買う事もできる・・・でNew Bookなのだ。
 店に到着後シンプルなノートを1冊手にとり書店内を暫く散策。平積みになった文庫の新刊が目に止まった。タイトルじゃなく作者でオイラが楽しみに新作を待っているハリー・ボッシュシリーズの著者であるマイクル・コナリーだったからだ。
ボッシュシリーズの新作か?」とワクワクしながら解説や裏表紙のあらすじを読んでみると、どうもそうじゃないらしく、1個の独立した単発作品らしい。多少肩透かしをくわされたが、本文を読んでみるとなかなか面白そうだ。近頃本を読む機会も減少したことでもあるし、ノートとこの『ザ・ポエット』上下巻をレジに差し出した。

 さて明日は2次面接があるので、これくらいしておこうと思う。駄文を書いていて遅刻やすっぽかしなんぞしたら笑うに笑えないので(^^;)


1997/11/02 不毛な決意

 穂谷屋さんの10月31日付けの 日記を読んだ際、このオイラの駄文を読んで 穂谷屋さんも住民税を払うことを思い出し無事納入されたらしいことが記述されていた。「それがどうした?」と言われればその通りなのだが、こんな馬鹿日記を読んでいてくれていた事で、ノミ程の役には立っていることが解り、少しばかり嬉しくなってしまった。本当ならもっと有益なことで役に立ってみたいがオイラは無類の芸無し能無しなのでこの程度のことしかできないのだ(^^;;;) (穂谷屋さんには世話になりっぱなしなので心苦しいが・・・)

 さて今日も取りたてて、面白いネタがない。暇はあるが金がない。必然的に家でくすぶる事になるのだが、やることは毎日同じでいささか飽きてもくる。一昨日はゲーム、昨日はLD・・・ならば今日はCDを聴こうという事に落ち着いた。(安易な・・・)で、チョイスしたのがSTYXCHRISTOPHER CROSSというオイラにとって懐かしの2ユニットだ。ま、ガキの頃ラジオから流れてきたのを気に入って聴いていただけだから、ユニット自体のファンではないんだが、ノスタルジィにひたるには最適なのでプレーヤーにセットした。
 懐かしいねぇ・・・(笑)
 と小・中学生の頃にトリップしている時ではあったが、急に思い出した事があった。それは今月の飯代を家に納めるという、オイラにとって今一番頭痛いことだった。何しろ通帳の残高ももうレッドゾーン。タバコ代にも事欠く始末・・・情けないことではあったが「1万円を貸してくれ」とに頭を下げてしまった。

 な、情けない・・・絶対面接にパスしてやる!


1997/11/01 役立たず『映画ダイジェスト』

 朝方までIRCスパロボFで遊んでいたので眠りに就いたのは当然の如くその後で、起きたのも昼の13時だった。言わなくても解るだろうが万年ボンビーなので家から出る事も出来ない。飯食った後そのまま部屋にこもりゲームとLDを観ることで時間を潰すことに・・・
 で何を観ようかとLDを収納してるラック(単に縦置きのカラーボックスを横にしただけの代物だが)を探っていると、まだ観てないLDが多数ある事に改めて気が付いてしまった。
 結局取り出したLDは『BAD BOYS』。主演は『インデペンデンス・デイ』にも出ていたウィル・スミス(WILL SMITH)マーティン・ローレンス(MARTIN LAWRENCE)で、この二人が刑事に扮するアクション映画である。観てない方がいるなら一度鑑賞されることをお勧めする。ジャンル的にはバディ刑事アクションと新しい物ではない・・・が、何がいいかと言うと主演二人の黒人コンビの妙であろう。軽妙で熱い二人の掛け合いが最初から最後までテンションを落とさずに進む様は見てて気持ちがいい。そして爆破シーンに至ってはキアヌ・リーブスの『スピード』を凌ぐ迫力である。(あ、スタッフ同じだな(笑))
 2年前の作品ではあるが、観て損はないと思う。(実際、観てみて「つまんねぇじゃねぇか!」と思われても個人的な嗜好の違いと考えてください(爆))

 とこんな感じで今日は過ごしてました。(あ、このLDって観たの、もう5度目や(^^;;;))


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