B-DIARY
(1997/12/01〜1997/12/15)

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1997/12/15 アクシデントの後に・・・

 今日も朝から配達が始まる。「午前中に来い」という要望が多かったため、受け持ちの団地方面とは別の地区まで出向かなければならず、出かける前から気分が良くなかった。だがこっちの都合なんて聞き届けてもらえる筈もなく、一応は元気に文句も言わずに配達所を出た。
 その他地区の配達は数件あり、午前中にと要望があった家は、その内の1件のみで、残りの家庭はついでだから配達しにいったのだ。こうすればトラックの燃料も無駄にせずにすむことであるし。さすがに朝早いせいか、留守宅はまったくなく、気分よく周る事ができた。
 が、やっぱりどこかでしわ寄せはくるらしい。なんと事もあろうに、「午前に配達して」と指定してきていた家が留守だったのだ。これで貴重な時間が無駄になった。午前配達だと要望があったから、わざわざこっちまで出向いたのに、これじゃ何にもならん。実際かなり頭にきていたのが、先はまだ長いので、とっととそこは引き払い団地方面へと急いだ。案の定その分のタイムロスは配達終了時間の食い込みという結果を生んでしまった。配達所に帰り着いたのは、昨日よりも1時間も遅い時間で、それにより尚更朝のムカツキ度が上昇してしまったのは言うまでもないだろう。ちょこちょこっと雑務を済ませ配達所を後にする。

 怒りは未だに燻っていた。が、昨日書いたように今日はちょっとした楽しみがあるので多少は、その怒りも収まっていた。
 その楽しみであるが、別段大した物ではない。先月研修に行っていた会社からのバイト代振り込み日が今日だったのだ。帰り道にそのまま銀行に直行。さっそく残高照会で金額をチェック。9日しか研修には行ってなかったから、それほど多くはない金額だったがそれでも多少は思っていたより上の金額だったので、安心して家に帰った。

 明日は休みだ。やる事もあるので、今日は大人しく就寝することに・・・


1997/12/14 エンゾにゃなれず

 ここ数日、気になっている事がある。それはである。スーツを着て働くような業種ではないので、その辺の身だしなみに気を配るのが面倒になってしまい、ついつい朝は歯を磨くだけで、出かける・・・それが最近の習慣なのだ。そのため無精髭に変化し、元々鬱陶しい面が更に不細工なモノへと変わっていた。
 個人的には『ジャン・レノ』なお髭だと思っているのだが、オイラの髭面を見た従兄弟からは「単なる、カールおじさんやん」と一蹴されてしまっていた・・・(;_;)

 で、仕事なんだが、件数が増えた割には昨日より一時間早く終わる事ができた。まぁ、飯食う時間以外は休憩もせずに配りまわっていたんだから、当然の事ではある。そして明日の仕込みを終え、配達所を脱出。飯を食うため車で辺りを徘徊する。何を食うかで悩んだが、結局はラーメン屋「天下一品」で定食を食う事にした。店内は混んでおり一人だというので相席にされた。その時、目の前に奇麗なお姉ちゃんでも座ってくれればドラマな展開も望めるんだろうが、やっぱり世の中は甘くはない。オイラの目の前に座ったのは20代のお兄ちゃん。それ以前にお姉ちゃんが一人でラーメン屋さんにゃ来ないだろうが(笑)

 さもしい夕食を済ませ、今度オイラが向かった場所は当然の如く書店。何も買う予定のものはないので、時間潰しの立ち読みだったが、冬目 景氏の『羊のうた』2巻が目に付いたのでレジに持っていく。急いで帰宅して買ったばかりのコミックを広げ読みふける。

 読み終わった途端に睡魔が襲ってきてしまい、逆らわずに沈降・・・明日も早いことであるし。明日15日はちょっとした楽しみもあり、今晩は気分よく眠れそうだ。


1997/12/13 ピーク真っ最中

 土日は恒例の団地周り。(恒例と言っても今日で2度目なんだが(^^;))先週よりも件数は多く、他の場所まで合わせたら合計100件余りもの家庭を周らないといけない。昨日の時点で分かってはいたのだが、いざ「行くか」の段階になって初めて100件という事実がオイラに圧し掛かってくる。出かける前から帰りたくなってしまったが、それじゃ壱銭にもなりはしないので、諦めて軽トラのキーを回したのだった。

 今日は先週と違い、留守宅が少なかったので精神的な疲労は少なく、割と気持ちよく仕事をすることが出来た。そして仕事を終え、配達所に戻り明日のルートを決めるため、伝票を手にとり、数を数える・・・そして泣きたくなった。そう、また配達件数の増加だったのだ。たった10件程度だが、100から上の増量は結構こたえる。まぁ、お歳暮は今がピークなので仕方ないのだが・・・


1997/12/12 騙された

 相変わらず朝が辛い。これもひとえに寒さのせいなのだが、昨日に比べたらまだマシといえる。しかし、すっかり堕落しきった心はオイラに「車で出勤しろ」と囁く。それに逆らうこともなく家を出る時に、車のキーを持って出たのは言うまでもないだろう。
 8時には少し遅れて配達場に到着。そして商品券などとみなされる貴重品は持ち出し帳に記入せねばならないので、記帳するのに時間をとられ配達場を出たのは8時半になっていた。途中家に帰ったりして多少時間を食ってしまったが、作業自体にトラブルはなく、15時半に配達は完了した。それから明日の用意を済ませ、配達場を出たのは18時になっていた。

 まっすぐ帰る気にはならなかったので、New Bookに寄る。新刊コミックを見ていると、きたがわ翔氏の『HOTMAN』の第3巻が出ていたので迷わず手に取ってしまった。今回の表紙は季節柄か、エンゾサンタ姿が描かれており、その傍らでたき火を見つめながらエンゾに寄り添っている七海がなかなか良い。オイラは、このきたがわ翔氏のカラー絵はとても好きで、そのために単行本を買うようになったのだ。それが高じて氏のイラスト集も買ってしまっているのだが。

 ゲーム雑誌のコーナーにふらりと向かってみると、週間ザ・プレイステーションがあったので手に取ってみる。よく見てみると付録CD-ROMがついており、『ABEaGOGO』なんちゅう知らんゲームの体験版が収録されているらしい。しかしオイラの目を引き付けたのは別の場所であった。それは『バイオハザード2』のムービーで、「ほほぉ、ムービーシーンが収録されているのかぁ」と思い買う事にした。実際ゲームの体験版は『バイオハザード/ディレクターズカット』に入っているので体験版でなくても構わなかったのだ。
 家に帰るなり、すぐに本からCDを取り出しプレイステーションにセット。そして『バイオハザード2』のムービーの項目を選ぶ。見た感想はというと・・・騙されたの一言に尽きる。ムービーとは名ばかりで、体験版で散々見た事もあるゲーム中のシーンを見せられたのだ。おまけにビデオ等で録画しているものを取り込んだ映像で、ほとんどサギまがいの代物である。すぐに封印する事に・・・

 気を取り直して晩飯を食う。今日は天ぷらで、テーブルの真ん中に鍋を置いており、ネタを片手に自分で挙げる、店屋形式であった。何があるかと見渡してみれば、にんにくが粒のまんま置いてある。何も言わずににんにくを掴み、油が煮えたぎる鍋に放り込んだ。この前『にんにくや』に行けなかったこともあり、ここ最近にんにくに飢えていたので、瞬く間に1個分のにんにくを食していた。とりあえず気分が落ち着いたので、他のネタにもとりかかった。気持ちも腹も満腹になってしまい、睡魔に誘われそのまま轟沈。この分だと明日ある仕事も気持ちよく行えそうである。
 ・・・多分(^^;;;)
(今日も取り留めないですなぁ(^^;;;;;)


1997/12/11 たまにはシャウト

 どうも朝から寒い。布団から出るのも嫌になるのだが、実際はこれでも平年並みか、それ以上の温度と天気予報では言っていた。元々冬が嫌いという苦手意識のせいか、必要以上に寒さを感じるのかもしれず。そのため出勤にはヒーターをガンガンにきかせた車を使ってしまった(^^;)

 今日は朝からガァーっと荷物を配り、そして明日の仕込みが終わった後、数件ではあるが再び配送に出かけた。それというのも、「朝しかいない」とか「昼から来て」とか、挙げ句の果てには「夕方の5時から来い」とかいう要望があるからだ。で、今日の数件の配達は「夕方から」という要望が重なったため、今のうちに行っておく事にした訳なのだ。
 そのため今日はトコトンむかつく事があったのだが、思い出すだけでも腹が立つので、書かない事にする。

 でも・・・むかつくぜぇ〜!あのババァ〜!!

 あぁ、スッキリした(^^;)


1997/12/10 刺激なき日々

 何時も通りに朝は来る。今日も7時に起床、それから飯を食って家を出て、仕事を始めたのは8時からである。コツを掴めてきたのか、配達をし終わったのは午後4時前。しかもその間コンビニに寄り道してマガジンサンデーなんぞを立ち読みする余裕まで出てきたくらいだ(笑)

 配り終わったからといって、それで帰れる訳ではない。明日配送する分の伝票を元に、配る順番を決め、またそれを元に荷物をトラックに積み込まなければならない。この一連の作業だけで早くて1時間、長い時はプラス1時間にもなってしまう。この仕込みさえなければ、この前の呑み会にも行けただろうに・・・

 てな訳で一日中仕事しているので、取り立てて面白いネタもない。せいぜい配達しに行ったたこ焼き屋のおばちゃんに缶ジュースを戴いたくらいだ(笑)

(最近、手抜きだなぁ(^^;)


1997/12/09 初の休日

 昨日はネット遊びは早めに終了させ、『ジェダイの復讐』を観ていたのだが、ルーク・スカイウォーカーが自らダースベイダーに投降するシーンで意識は途切れ、気が付いたら朝の5時になっていた。ヒーターをつけていたとはいえ、毛布も被らずにいたのに風邪ひとつひく事もなくいられるという、この気候。少しばかり異常なんじゃなかろうか?
 そして、それから改めて布団に潜り込み目を覚ましたのは昼の12時。やっぱり疲れているんだなぁ、と実感する。

 今日はバイトを初めてから初めての休みなんだが、金もないのでどこにも出かけることができない。懐が温かければ思い切り散財して買い物したいところなんだが、それも適わない。あぁ、貧乏が憎い(;_;)


1997/12/08 規則正しく

 昨日に引き続き、朝からの配達。しかしその量は半端じゃなく多い。やっぱりお歳暮ってことで、多種多様な荷物が狭い軽トラの荷台を占領するほどである。いつもなら詰め込んでも半分くらいのスペースで充分収容できるのだが、今日は隙間なく積んでも溢れるくらいの荷物があった。おまけに朝から雨が降りしきり、労働意欲は限りなく0に近かった。思わず、荷台の荷物を川に叩き込んでやろうかと思ったくらいであり・・・

 色々と気に障ることもあったが、無事配達を終了。早々と家に帰った。そして昨日の上映会の続きではないが、『帝国の逆襲』のLDをセット・・・しばしのくつろぎタイムを楽しむ。
 だが、習慣になっているのか、睡魔がオイラを襲う・・・明日は折角休みなのだから夜更かししても大丈夫なのに(爆)

 という訳で、今夜も早めに就寝することにする・・・


1997/12/07 孤独な上映会

 今日も朝から配達マシーン。午前中は大東市住道駅近くのマンションや団地を重点的に周り、それらだけでも40戸近くのドアベルを押し続けた事になる。昨日も言ったが、配達先の家庭が留守だった時はホントに疲れる。訪問した証拠に不在表なる紙切れに記入をし、その家庭のポストに投函しなければいけないからだ。でも頭使わなくていいだけ楽な仕事なんだけど(^^;)

 配達の途中、車の中でラジオのスウィッチをいれると昨日から公開されている映画『MIB』の紹介が耳に入ってきた。この映画、あのスティーブン・スピルバーグ監督作品ということで、オイラはさほど興味なかったのだが(何故ならオイラはスピルバーグが嫌いだからである)主演が『ID4』や『バッドボーイズ』にも出ていたウィル・スミスなので(ちなみにトミー・リー・ジョーンズも主演です(^^;))ちょっと気になる作品なのだ。そういえば昨日飲みに行っていた人達も羨ましいことに、オールナイトで観に行ってたらしい。
「今度会った時にでも、感想を訊いておこう」と心に誓ったのだった。

 そしてバイトも終え、家に帰ったのだが、映画に行けなかったのがよほど悔しかったのだろうか・・・知らないうちに『スターウォーズ特別編』のLDを取り出し、プレーヤーにセットしているオイラがいた。
 ケーイチさん日記の中で触れられているが、このLD、画質、音質、臨場感、どれをとってもハイクオリティなのだ。まぁ、実のところオイラはオリジナル版である三部作の『スターウォーズ・トリロジー』というTHX版を所有しているので、画質等で新鮮な感動は味わえなかったのであるが、見所はやっぱり追加シーンSFXシーンのリメイクだろう。オリジナル版では『ジェダイの復讐』にしか、その姿を観る事ができないジャバ・ザ・ハットが第一作に登場するシーン、様々なモンスターの追加やラストのデス・スターへの攻撃シーン等々、最新のCG技術で見事に生まれ変わっており、このシーンを観るだけでも、このLDを購入してもいいかと思う。LDを持ってない人はビデオでも売っているし、レンタルビデオでも観る事が出来るので一見されてみる事をお勧めする。

 と、こうやってリメイク版を賞賛しているが、真に賞賛されるべきはオリジナル版であろうと思う。その理由は一番始めに『特別編』を観た時、興奮はしたがオリジナル版を始めて観た時の感動には及ばないことが分かったからなのだ。確かに生まれ変わったシーンはスゴイと思うし、このシリーズの生みの親であるジョージ・ルーカスのイメージにも近づいたのであろう。だが、『スターウォーズ』はやっぱり、公開当時で完成されており、今回の『特別編』は乱暴な言い方をすれば「付け足し」のようなものであると言える。
 とはいえ、矢継ぎ早に作られ続ける、ロクでもない新作映画に比べれば、最高の作品には違いないのは確かだ。

 でも、『特別編』・・・やっぱ面白いっす(^^;)


1997/12/06 泣きがはいってます

 バイトも今日で4日目。どうやら『3日坊主』の危機は回避できたようで自分としても「よくやったな』と誉めてあげたい気分だ(爆)
 それはさて置き、当然のことなんだが、日が経つにつれて配送件数が増えていってる気がする。お歳暮シーズンだし、そのためのバイトだろうから仕方ないのだろうが・・・それを今日ほどツライと思った事はない。今まで集合住宅・・・つまりは文化住宅や、高級マンションという場所は配達してきたのだが、今日あてがわれた区域は団地なのだ。
「団地だからどうした?」
 と思われるだろう。つまり・・・文化住宅っていうのは、階段を上るにしても2階まででOK。楽(^^)
 高級マンションともなれば、エレベーターで楽々昇降。楽(^^)
 まぁ最後まで言わないでもお分かりいただけるとは思うが、団地っていうのは大体5階くらいはある、エレベーターなんて洒落たもんはついてない。その上、連や個数は多い。当然この時期お歳暮は多くなる。つまりそれだけ階段の昇り降りが多くなる・・・結果疲れる(;_;)ということなのだ。
 今日も団地だけで20件は配達したろうか。重い荷物を抱えるのはいい。階段を上るのもいい。それがダブルになったとしても、仕方ないだろう。しかし。それだけの苦労して配達先が留守だった場合のダメージはかなり、こたえる(^^;)・・・とこういう事なのだ。(つまらん理由ですなぁ(^^;))
 ちなみに明日も団地だけで30件・・・あぅ、何も言わずに泣かせてくれい(;_;)

 と泣きをいれながら仕事をしていると、携帯の呼び出し音が。誰だろうと思っていると ケーイチさんからであった。実は今日、ささやかにではあるが「忘年会でもやろうかぁ?」などと、いつも集まってる人間で話し合っていたのだ。参加者は前述の ケーイチさんをはじめ、 穂谷屋さんへもやんSIV-YAさんの4名。最初はオイラも参加する予定で、それを楽しみにしていたのだ。だから「午後は適当に流してそれで出向けばいいや」と勝手に予定を立てていたのだが、肝心の午前中の配達が手間取ってしまい、そのしわ寄せは当然午後にも影響し、これから仕事が終わる時間を計算する。そしてどう考えても集合時間に間に合う事はできないと判明。 ケーイチさんには「今日は止めときます」と不参加の申し入れをしていた。
 参加者の皆様には申し訳ない事をしてしまった。「絶対に参加する!」と言っておきながらのことであるから、なおさら恐縮のいたりであります。

 あぅ・・・ここでも泣かせてくれい(;_;)


1997/12/05 スタンディング・ダウンかも

 たとえ筋肉痛でのたうっていても、容赦なく陽は登る。そして、オイラはこのの朝ってのが一番嫌いなのだ。そうだからといって、バイトをサボろうなんて了見はまったくない。金は欲しいし、何より車でウロウロする事ができ、適度な気分転換できるこの仕事に不満はないからだ。だが、慣れない事をしているもんだから、どうもエネルギーがすぐなくなってしまう。実際この日記を書いてる今でさえ、疲れて眠くて仕方ないのだ。

 うぅぅ駄目だ。沈没・・・あ、そう言えば明日は呑みに行く約束があったんだけど、行けないかもしれないなぁ。こんなに忙しくなるとは。やっぱりお歳暮シーズンだものなぁ。


1997/12/04 重ねたくないもの

 今日の出勤はいきなり8時。家を出たのも8時(^^;)まぁ、きっかり決まった時間設定じゃないのが有り難い。ようはノルマをこなせばそれでいいのだ。で、何故8時からというと、もう今日から午前中も配達に行かねばならんらしいのだ。そして、午後も当然同じ量の荷物が待っている・・・昨日は10個ばかし上乗せと書いたが、いきなり倍の量の荷物を配達するはめになってしまった。仕事とはいえ、一日中ドライブ出来ると思えばノルマ倍増もそれなりに楽しいものだ(;_;)
 結局すべての荷物を配り終えたのが18時過ぎ・・・そして明日配送する荷物の仕分けに荷台への積み込みや、伝票整理で1時間経過。バイトから解放されたのは19時半であった。

 これしきの労働で筋肉痛が出てきている。単に運動不足のせいなのか?はたまたのせいなのか?希望としては前者であってほしい。どっちにしろ、みっともないが・・・(^^;)
 しかし、できるものなら歳は重ねたくないものですなぁ。


1997/12/03 はまってます(^^)

 目覚めたのは朝8時。最近のダラケ具合から見れば、驚くべき早起きである。今日から始まるバイトのためであるから、もっと寝ていたいのだが仕方ない。こういうこと書くと、真面目な社会人諸兄から、非難轟々を受けそうではあるが・・・
 まず朝10時からの出勤だが、トラックによって搬入されてくる荷物を地区別に仕分けすることから、始まった。この時間帯はパートのおばさんがハバをきかせるので、オイラの居場所は少ない。元々、仕分け作業も込みの仕事内容だが、自分としては、さっさと車に乗り込んで配送作業に勤しみたい気持ちでいっぱいになってしまった。車転がしてる方が気が紛れるし(爆)
 それはさて置き、いよいよ午後から配送作業に移る。最初だということで荷物の数は抑えられており、30数個からのスタートだった。
 車に乗り込んだ途端、一瞬ではあるが凍りついてしまった。足元を見ると「アクセル」「ブレーキ」そして「クラッチ」・・・そうオートマではなかったのだ。ミッションなんてここ5年は乗ってないので、一抹の不安がよぎる。しかし、いつまでも固まったままではいられない。恐る恐るではあるがキーを回し、外に出る。運転しだして数分で勘を取り戻すことができ、地図に従い配送先へと進路を向けた。

 大きなトラブルもなく、配送は終わった。最後の荷物を配り終えた時には、もう日もとっぷりと暮れていたが・・・まぁ、配るコツというのは今日一日で多少はつかめたので明日はもうちょっと短時間で終えることも出来るかと思う。実際荷物も今日より10個くらい上乗せされているので、否応にも早くしなければいけないのだが(^^;;;;;)

 仕事も終わり、解放されたオイラがまず向かった処はNew Book。今日、発売のマガジンサンデーの立ち読み。そして読み終わり、とあるコミックを7冊持ってレジに向うオイラが今日もいた(^^;)
 そのコミックとは三浦健太郎氏の『ベルセルク』8〜14巻である。大阪では放送されてはいないが、深夜枠でアニメ放映しているので名前くらいは聞いた人もいるかと思う。そして何故8〜14巻を購入したかというと、実は昨日の日記には書いていなかったのだが、昨日『スターウォーズ特別編コレクターズBOX』を買ったその帰り道に書店に立ち寄り、1巻から7巻までを一気に買い揃えてしまっていたからだ。
 そして・・・はまってしまった。
 ものすごく面白い。さらっと斜め読みなんかしたら、単なるスプラッタ満載の悪趣味漫画にしか思えないのだが、この作品の魅力は1巻から最新刊である14巻まで一気に読んで初めて分かると思う。

 物語は、片目、大砲を仕込んだ鋼鉄の義手、そして身の丈を越す鉄板の如き剣を持つ主人公『ガッツ』の一種の復讐箪である。敵は想像を絶する力を持つ5人の『ゴッド・ハンド』という。そして従属である『使徒』である。正直、最初の3巻まで、提示された謎のせいで単なる魔物相手の活劇アクション漫画っぽいが、4巻の巻末あたりから物語は一変、主人公『ガッツ』の生誕まで戻り、波乱に満ちたというにはあまりにも数奇な運命を、少年時代、青年時代を通して、何故5人の『ゴッド・ハンド』が『ガッツ』の怨敵になったのか14巻の半ばまで語られる。内容をここで言うと、興味を持たれてこれから読みたいという人に悪いので黙っているが、兎に角深いストーリーなので、騙されたと思って読んでみてほしい。

 この『ベルセルク』の作者、三浦健太郎氏の名前を初めて知ったのは8年程前・・・『王狼』という武論尊が原作のコミックを書店で立ち読みしたのが最初だった。多くは語らないが、この作品も面白い。俗説で言われている源義経ジンギス・カン説にタイムスリップを絡めたものだ。そして、その続編である『王狼伝』の1巻を読んで喜んでいたのだが、一向に2巻が出る気配が無い。そうして悶々と過ごしていた時に出たのが『ベルセルク』だった。当時一見した時は前述した通り、「ありふれた、魔物アクションか」と思い、そのまま放り出してしまっていて最近まで気にもしてなかったのが本当だ。それを何故今更はまってしまったのか、自分でも不思議なのだが・・・
 ま、よろしければ読んでみることをお勧めします。

 ・・・あ、せっかく2万作ったのに、金なくなってるやん(爆)


1997/12/02 煩悩一直線2

 今日は午前10時に起床。昨日決めたバイト先に手続きしに行く用事があるので早起きした訳で。それでも普通の人に比べたら全然早起きじゃないんだが(^^;)
 呼び出されている時間は午後1時。昨日、連絡した時に大体の道筋は聞いてはいるのだが、とかくオイラは鈍臭いので迷わずに行けるのか、不安が募る。その場所は正午に家で昼飯食っても充分間に合う距離にあるらしいのだが・・・

 と言う訳でもないのだが、昼飯食ってお茶をすすり、ゆったりした気分で家を出たのが12時40分。久しぶりに自転車を出し、ゆっくりとペダルを踏む。それに比例してスピードもゆっくりだ。それでも先方には10分前に到着。周りを見渡してみれば、我が『馬鹿母校』も見える。1ヶ月だけとはいえ、10年ぶりに学校に通うような変な気分になってしまった。
 事務所に入り、手続きをしに来た旨を伝える。しばらく待たされたが、奥から担当者が現れ、話が始まった。仕事内容、条件面etc・・・そして勤務は早速明日からということなので、今日はこれで帰宅する事ができた。

 家に帰り着き、冷蔵庫を開け牛乳をコップに注ぎ、一気飲みをしている時に電話がかかってきた。またまたお馴染みの、前のバイト先からで、何の用だと思っていると、どうも今週中に振り込むと言っていたバイト代を「研修生と同じ振り込み日の15日にしてもいいだろうか?」言ってきたのだ。それを聞いた途端、正直オイラはむかついた。それならそれで、最初から「15日に振り込む」と言えばいいのだ。交通費の支払い申請書が到着、確認でき次第、すぐにでも支払うと明言していたから、それを信じて予定を組んでいたのに、またもやの裏切り(大袈裟(笑))それでも金が入るまでは良い子でいようと、怒りを押さえ「それでいい」と返事をしていた。

 電話を切った後、しばし考え込んでしまった。少なくとも残り2週間は金が入ってこないということになってしまったのだ。財布を覗くまでもなく所有金額が心もとないのは分かっている。しかし金はいる。となればオイラがとる行動は一つ、金策に走る事だ。だが、『むじ○くん』とかで借りるわけではない。向かう先は日本橋。そういらなくなったゲームを売りに行くのだ。今回は家庭用ゲーム機のソフトを3本。パソコン用のゲームとアクセサリー集ソフトの7本の計10本である。
 電車代がもったいないので、車を使って日本橋へ。路上にスペースが空いていたので駐車、その足で某量販店に真っ先に向う。査定額は思ったより高額で2万円だった。これで多少の余裕はでき、喜び勇んでそこを出たのだが、気が付けばジョーシンDisc Pierの5階にオイラはおり、そして何故か手には『スターウォーズ特別編コレクターズBOX』を持っており、レジに差し出してしまっていた(爆)金額は14700円也(^^;;;)
 まるで5000円を作るために日本橋に出てきたみたいだが、不思議と後悔はしていない。かえって欲しかった物を手に入れて溜飲が下がったくらいであり(笑)
 だが、これ以上の出費はしないと心に誓う。まだまだ欲しいものは沢山あるのだが・・・

 まとまりのない文ではありますが、今日はこれで終わります。明日に備えて今日は早く寝るのだ。


1997/12/01 ♪バイトするなら〜

 今日で今年も最後の月・・・師走とやらに入ってしまった。世間の忙しさとは裏腹に、オイラはノンビリと過ごしてはいるが、ちょっとでも小銭を稼がないと今年を乗り切れそうもない。と言う訳で遅めの行動ではあるが、バイト探しをしようと思い立った。
 まずは情報収集・・・とはいっても本屋で情報誌を立ち読みする程度である。狙い目は『冬休みの短期バイト』という年末恒例のやつだ。当然の如くバラエティにとぶ程の職種は見込めない。せいぜいお歳暮関係の配送業務のみだろう。ま、それに関しては文句はない。それよりも「家から近ければ、それでいい」というのが第一前提なので、自然と業種も狭められてくるからだ。

 と言う訳で、とある業者に連絡。無論、職種は配送業務である。
「即日OKか?」と問われたので、こちらも「OKです」と答える。そのまま話は進み、明日の午後13時に手続きしに来いと言われたので、了解した。

 今度こそは、まともに勤め上げなきゃ・・・期間は短いのだが(^^;)


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