何でもインプレッション(MSX系)

最終更新日 : 11/12

悪魔城ドラキュラ
総合評価★★★★☆バカゲー指数
 コナミ、MSX2 初のゲームソフト。FC 版と異なりスクロールは一切しません。
 全て画面切り替えのため、どちらかというとマップを探索してアイテムを集めるという色合いが濃くなっています。
 PSGx3 という、FC 版より音源が少ない(ディスクシステムは1音多く発音できますし、FC 自体、確か PSGx3 とノイズ1音の構成じゃなかったっけ?)にも関わらず、BGM も負けておらず、いつもの耳に残るコナミサウンドが楽しめました。
 個人的には RPG 要素を若干含んだ MSX2 版の方が好きです。
最終更新日99/11/11


Ys
総合評価★★★★バカゲー指数
 確か、日本橋の奥にある中古ショップにて購入。当然、今は見る影もない。
 当時持っていた PC-8801 が初代だったため、MSX2 版が Ys の初体験となりました。
 一部 BGM が FM 音源使用の PC-88、FM-77AV 版と異なっていたのですが、個人的にはこっちの方が好きですね。
 MSX2 版の Ys といえば、忘れられないのが中ボスのカマキリ野郎。
 通常は3枚なのに、MSX2 だけ4枚投げてくるので、ほとんど隙がなく、倒すのに苦労しましたよ。
最終更新日99/11/11


ウォーロイド
総合評価★★★★バカゲー指数★☆
 ASCII が発売した1画面対戦アクションシューティングもの。というか、元々オリジナルは X1 版だったと記憶しています。
 単純なコントロール、爽快なシステム、気軽に遊べて、接待ものには持ってこいの1作です。
 ああ、こんなこと書いてたら、また遊びたくなってきたよ。
最終更新日99/11/11


Usas
総合評価★★★☆バカゲー指数★★
 コナミ MSX2 ソフトの後期作品。SCC を使っていないくせ(汗)に、BGM に奥行きがあっていい感じでした。
 喜怒哀楽の各アイテムによって、プレイヤーの特徴や攻撃方法が変わるだけでなく、BGM も転調するのは今でも斬新なアイデアですね。
 アイテム(というか状態により武器が違う)によっては、ボスキャラでえらく苦労させられました^_^;
 とにかく、曲のいいゲームです。ED は洒落になりませんでしたが……後味の悪さでは天下一品かも。というか、市販ゲームでこのオチはちょっとな〜
最終更新日99/11/11


F1スピリット
総合評価★★★★☆バカゲー指数
 「グラディウス2」に続いて、コナミ SCC 音源を使用したレースゲームです。
 「ロードファイター」辺りをベースにしながら、ダメージ制や金額制を採り入れパワーアップさせ、ランクを上げていくという手法を使用。
 タイトルがF1なのに、最初はラリーやストックカーレースしかできないところはご愛敬か。
 曲については可も不可もなく。A-JAX 時代のコナミのアーケードボツ曲が結構使われているという話もありますが……
(この頃はよくこんな事がありました)
最終更新日99/11/12


ガリウスの迷宮
総合評価★★★★★バカゲー指数
 後に FC 版も発売になった、いわゆる RPG 風味の探索系側面ビュー(左右とジャンプ)のアクションゲーム。グーニーズ、ドラキュラ系と言うと判りやすいかな?
 広大なマップにボスのいる各ステージへの入り口があり、アイテムを取らないとそこへたどり着く事ができないなど、パターンを踏襲してはいますが、難易度などのバランスが非常に良いです。
 ちなみに主人公はポポロンとアフロディテ、だったと思います。
 スプライト1枚分のキャラで、よくあれだけ表情豊かなキャラクタを作れたものです。前作「魔城伝説」ではポポロンの後ろ姿だけだったんですけどねぇ^_^;
最終更新日99/11/11


グーニーズ
総合評価★★★☆バカゲー指数
 「グーニーズ」というと、まずは FC 版を思い出す人が多いと思いますが(1面目のジャンプする場所とか:笑)、わたしは FC 版はほとんど知りません。
 MSX 版は、FC とは似ても似つかない……というほど酷くないけど、そんなゲームになっています。
 ステージ構成ではなく、大きなマップがあって、アイテム次第でもっと先まで進むことができるようになるというタイプのゲームです。
 これを基本にして、以後「ガリウスの迷宮」などの MSX 珠玉の名作が生まれてくるわけですね、多分。
最終更新日99/11/11


グラディウス
総合評価★★★★バカゲー指数
 FC 版に遅れて発売。キャラクタ単位での無理矢理なスクロールも、実際のゲーム中ではあまり気にならず、それよりも MSX とは到底思えない色使いで、長い間遊ばせてくれました。
 後の PCE 版にも採用された、オリジナルステージとボーナスステージを初めて搭載。
(……ボーナスステージって、PC-88SR 版にもあったっけ?)
 特記すべきは FC 版とは比べものにならないくらい長い(そして太い:笑)レーザー。
 MSX 版のみの仕様としてレーザーとミサイルが2段階パワーアップしました。以後、MSX 版だけでなく、他機種版でも採用されたシステムの走りです。
最終更新日99/11/11


グラディウス2
総合評価★★★★☆バカゲー指数★☆
 コナミが SCC 音源を初めて使った MSX ソフト。
 MSX オリジナルのグラディウスサーガとして、この後「沙羅曼陀」「ゴーファーの野望」と続く事になりました。最後はちょっと無理矢理でしたけど^_^;
 SCC を使った BGM がとにかく秀逸。
 バカゲー指数が高いのは、後半部が盲点だったのと同時に難易度が高かった点からきてます。
 後に SPS が「NEMESIS90改」というタイトルで X68k 版が発売されましたが、これとは別に X68k で動く「グラディウス2」が存在するらしいですね。
最終更新日99/11/11


ゴーファーの野望
総合評価★★★バカゲー指数
 アーケードや SFC 版よりも遅れて発売。
 前に「グラディウス2」として発売されていることから「グラディウスII」ではなく「ゴーファーの野望 エピソードII」として発売されています。
 上下スクロールはしない、自機は4種類から選べるが形状から違うなど、オリジナルとは似ても似つかない仕様で、なおかつ今までのプログラムを洗いなおしたのか、動きが鈍いのが特徴。
 ただし「グラディウス2」から始まるいわゆる「グラディウスサーガ」の1作としては抑えておかなければいけないタイトルでもあります。
最終更新日99/11/11


ザナック
総合評価★★★★★バカゲー指数
 当時、発売は PONY CANYON でしたが、開発はあのコンパイルです。
 キャラクタ単位とは到底見えない超高速スクロールと、メリハリのあるシューティングシーンで、当時はこればかり遊んでいた頃もありました。
 システム的には「スターフォース」と同じように空中/地上が同じ通常弾で破壊でき、別途アイテムを取る事でパワーアップ、別アイテムで追加装備(8種類)を選ぶ事が可能という、いわゆる王道をゆくタイプです。
 強いて上げれば単調なところが欠点と言えなくもないですが……
 後に FC(ディスクシステム)版、MSX2 版と発売され、知名度が急激に上昇しました。
 今遊んでも十分楽しめる縦スクロールシューティングの傑作の1つでしょう。
最終更新日99/11/12


沙羅曼蛇
総合評価★★★☆バカゲー指数
 アーケードとは違い、MSX 版の「グラディウスサーガ」としての続編。
 オリジナルよりも、2機の違いが明確。そのうえオプションは2人で合計3つという制約付き(ただし1Pのときは4つまで)
 縦スクロール面も存在するが、横スクロール中に上下に移動するシーンもある。当然機首は右を向いたままである。
 また、ステージセレクトの機能も追加。ただしどう有利不利があるのかは未だに不明のまま。
最終更新日99/11/11


シャロム
総合評価★★★★☆バカゲー指数★★
 「魔城伝説」シリーズの完結編。シューティング、アクションRPGときて、最後はフィールド型のADV。何でだろ?(笑)
 構成も変わっていて、主人公は現代のプレイヤーそのもの。ただしゲームに理解のある彼女付きですが(爆笑)
 彼女から強引に奪い取った「シャロム」というゲームを立ち上げたばかりに「魔城伝説」の世界へと入り込んでしまうという、在り来たりながら凝った設定。
 アシスタント役の、ぶたのブタ子(登場シーンとエピローグが最高に良い)と一緒に、ポポロンとアフロディテの子供、パンパース王が治める世界を隅からすみまで歩きまわる(歩きまわされる?)ことに。
 途中にはパズル的な要素もあったり、単なるフィールド型 ADV でないところに好感が持てます。
 あと、ブタ子との掛け合いが非常に楽しいです。これに尽きます。
最終更新日99/11/11


DAIVA
総合評価★★★☆バカゲー指数
 当時のゲームマニアを引き付けた(?)T&E ソフトの SLG ……なのかシューティングなのか、どうなんだろ?(苦笑)
 多機種で違うキャラクタを使い、若干違うシナリオでデータを持ち寄る事でクロスリンクする、斬新なアイデアがウリでしたが、ゲーム自体は SLG としてもシューティングとしてもどっちつかずな印象が(アワワ)
(だって、SLG シーンなんて単なる艦隊同士の殴り合いだもんな)
 MSX、MSX2 版と発売された(先に MSX2 版が販売されましたが)ため、MSX2 ユーザーは一度に2機種分遊べるという幸運に恵まれました……が、MSX2 版「ソーマの杯」は主人公(アクショー・ビア)がおっさんだし、MSX 版「アスラの鮮血」はパイロットだという若いに〜ちゃん(ラトナ・サンバ)だし、どうもなぁ(苦笑)
最終更新日99/11/11


ドラゴンスレイヤー
総合評価★★★☆バカゲー指数
 MSX 版は日本ファルコムではなく、今をときめく(?) SQUARE から発売されました。
 オリジナルと比べて、若干画面が荒いのが難点ですが、ゲーム自体は遜色なく……というか、動きが早い分、遊びやすかったのは確かです。
 まぁセーブがカセットテープにしかできなかったのは、当時、仕方のない事でしたが。
最終更新日99/11/11


ドラゴンスレイヤーIV
総合評価★★★★☆バカゲー指数
 日本 Falcom の、いわゆる「ドラスレ」シリーズ。ロマンシアよりもよりコンシューマ向けに作られていて、FC 版(販売:ナムコ)と MSX2 版が発売されました。
 わたしは MSX2 版を買ったのですが、攻略本が FC 版しかないうえ、若干マップが違っていた(特にリルルのステージ)ので苦労させられました。
(でも何だかんだと言ってクリアしてたな、俺)
最終更新日99/11/11


ナイトシェード
総合評価★★★バカゲー指数★★
 ナイトロアーの続編。というよりは、クォータービューのエンジンだけ同じでもっとリアルタイム性を増したようなゲーム。
 これも当時はまだわたし自身が若かったので、ほとんど遊べませんでした。
 アイテム拾っては大通りで投げつけて遠くの敵を倒してたり(汗)
最終更新日99/11/11


ナイトロアー
総合評価★★☆バカゲー指数
 クォータービュー(?)のリアルタイム立体パズルアクション、か?
 アチラものの移植らしく、そういう雰囲気がそこかしこに漂ってました。
 おかげで当時は全然遊べなかったのですが、今やってみるとそれなりに面白いかも。
 ただ、MSX だけあって、グラフィックには難ありです。
最終更新日99/11/11


火の鳥 鳳凰編
総合評価★★★★バカゲー指数
 映画タイアップのゲーム。ただし「火の鳥」にする必要は全くなかったかと。
 縦スクロールシューティングで、基本的に「魔城伝説」のアッパーコンパチ版。
 強制縦スクロールと、左右への画面切り替え方式を併用しており、先に進もうと思っても進めないとか、無限ループする等の苦労話も存在する。
 この頃のコナミは曲に力を入れていたのか、PSGx3 とは思えない透明感溢れる BGM には魅了されました。曲に関しては必聴です。
最終更新日99/11/12


魔城伝説
総合評価★★★★☆バカゲー指数★☆
 一見するとツインビーのパチもん臭い縦スクロールシューティング。
 というか、この頃ほぼ同時期(実際は1月後)にツインビーが発売されているんですが、恐らくエンジンは一緒でしょう(苦笑)
 しかし、実際はオリジナリティも高く、シューティングとしても MSX を使ったゲームソフトとしても完成度の高いものになっています。
 コナミお得意の背景キャラクタを使った動きのあるボスキャラは、その後グラディウスなど、1列中のスプライト表示数を超え横に並ぶ敵機や FC 版とは比べものにならないくらい巨大なビッグコアなどに応用されています。
 バカゲー度が若干高いのは、蒲団があるからです(謎)
最終更新日99/11/11


LAYDOCK
総合評価★★★☆バカゲー指数
 これがやりたいがために MSX2 を買った(実際には計画だけ立ててたらいつの間にか親が買ってくることに……というか、気が付いたら家に届いてた^_^;)という代物。
 当時のアーケードゲーム顔負けのグラフィック……はいいんだけど、敵の攻撃 & BGM が単調、という素晴らしい欠点を持つ。
 わざと 2P モードでゲームを始めて、早速合体する事で難易度が思い切り下がったような……
最終更新日99/11/11



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