何でもインプレッション(PC-88系)

最終更新日 : 05/24

アーコン
総合評価★★★★☆バカゲー指数
 これって確か移植ものだったと思うんですが、要するにチェスとか将棋とかのボードゲームと、リアルタイムシューティングを足したようなゲームです。
 各駒にはそれぞれ武器や移動速度に特徴があって、それらの駒を動かして相手の駒と同じマスに入ると戦闘シーンになり、リアルタイムで操作しなければいけなくなる……という、反射神経と頭脳(まぁそれなりに)の両方が必要なゲームでした。
 ちょうど高校生時代に発売されて、まわりで流行ってたゲームの1つです。
 まぁそれぞれの駒が、フェニックスやゴーレム、ゴブリンといったいわゆるファンタジー系なユニットだったのも人気のあった秘密なのでしょうかね。
最終更新日99/05/07


アルファ
総合評価★★★☆バカゲー指数★☆
 Will のシステムをチューニングして作られた、SQUARE のアドベンチャーゲーム。
 パッケージのキャラクタデザインにいのまたむつみを起用。本編もきわどいコスチュームを着たクリスという記憶喪失の少女を使い、いわゆるアレ系な人たちにウケが良かったようです、ええ。
 警官(?)に捕まって裸に剥かれるところなんかは当時の倫理コードギリギリだったかも(苦笑)
 当時の SQUARE 製 ADV お約束の隠れキャラもふんだんに隠されていて……というか、全ての画面に隠れキャラがいたんじゃなかったっけ?
 しかし、この当時の ADV ってコマンド入力が当たり前なんですよね。「ミル マチ」とか。
 マニュアル見て面白かったのが『場所を移動するとき 宇宙では東西南北という方向の概念がありません。したがってこのストーリーでは前後左右で〜』……宇宙では、というよりもこのゲームでは、って感じだけど、当時は何も言わずに遊んでたんだな(苦笑)
 あと、この当時、ソノシートが流行って(?)まして(というか SQUARE では他は「ブラスティー」だけ)「アルファ」の場合は片面のみのカラーソノシートでした。まだ聴けるかな〜(笑)
最終更新日99/05/13


ウィザードリィ
総合評価★★★★バカゲー指数★☆
 名作の国内 PC 移植版。
 オリジナルの Apple][ 版は見たこともないんですが……って、この時点で既にジェネレーションギャップが生じているんだろうな。とはいえ FC 版から入ったという人とのギャップもあるわけで……
 PC-88 版などでは、戦闘時にディスクアクセスが入りデータを書き込んでいるので、全滅したときなどはディスクを出しておけば、戦闘直前の状態に戻るという裏技があり、結構多用していた人がいるみたいです(笑)
 最近、個人的に Win95 版で遊んでいますが、今遊んでも結構楽しいです。
最終更新日99/05/06


Will
総合評価★★★バカゲー指数
 SQUARE 製の ADV ゲーム。
 サブタイトルは「The Death Trap 2」でしたが、結局遊んだことはありません>DT1
 パレット切り替えのアニメーション(後にブラスティーやアルファでも使用)と、隠れキャラが有名ですが、さて、シナリオはどうだったかいな?
 ……と思ってネットダイブすると、他のサイトでウィルを紹介している人たちも、シナリオはほとんど覚えてないようです(爆)
 最新情報。主人公の名前はベンソン。愛娘を亡くし、狂気に走った科学者が人類の抹殺を計画したために、密命を受けて単独潜入したんだそうだ(以上、パッケージより一部抜粋)
(これだけ書いても、十分過ぎるほど他のサイトと一味違うハズだ:笑)
最終更新日99/05/13


Cruise Chacer Blassty
総合評価★★★☆バカゲー指数★☆
 SQUARE の(俺的)絶頂期に発売された、当時珍しい分野だった SF ロボットもの RPG。
 しかも、メカデザインをサンライズに頼むという熱の入れよう。そのせいか、発売日が幾度か延びた事を覚えています^_^;
 鳴りもの入りで売り出されたにしては、ゲームデザインの作りが荒いとか、動きが遅いとか、3D マップの構成がよく判らないといった苦情が寄せられていました。
(後で出た機種にはその分が修正されていました)
 とりあえず、エネルギー切れでゲームオーバー、エンディング2種類(マルチエンディングなので……って、言ってよかったのか?:笑)の直前のセーブデータはちゃんと保管していますので、結構やり込んでたんだな>俺
 あと「アルファ」の項でも書いてますが、ソノシート付きです。こちらは普通(?)の透明な赤い素材で両面に曲が書かれてます。おまけに DISK 1 だけはピクチャーディスク。当時はこれが珍しかったんですが、なぜか買った当時から反ってたな(苦笑)
最終更新日99/05/13


コズミックソルジャー
総合評価★★★☆バカゲー指数★★☆
 光画堂スタジオが世に送った初の RPG。
 基本は 3D マップものなんですが、マップが画面のほんの一部(大体1/20くらいのサイズ)にしかなく、左 1/4 を埋める女性型アンドロイド、ディフォルメ化されたキャラクタ達(ついでにここが戦闘シーンでアニメーションする)、各種パラメータで埋め尽くされているという斬新な画面構成が衝撃的でした。
 というか、そのお付きのアンドロイドが一番衝撃的だったかも(爆)
 これがいわゆるセクサロイドでして、アレする事でナニがソレだったりするんですよ、いや、本当に。
 パーティ構成と言っても、主人公以外はそこらにいる一般人や裏切りものの兵士達で構成するので、どっちかというと主人公の楯的な存在でした。そりゃあいい武器や防具も買ってやったりしたけどね。
最終更新日99/05/06


スタートレーダー
総合評価★★☆バカゲー指数
 ファルコムにしては珍しい横スクロールシューティングゲーム。
 とはいえシナリオ重視でマップを採用してステージを選択できるシステム、いろんなブツを運ぶことで金を稼いで武装をパワーアップするという RPG 的要素もちゃっかり組み込んでいます。
 後に若干のアレンジを加え、X68000 版が TAKERU で販売されました。
最終更新日99/05/06


チョップリフター
総合評価★★★☆バカゲー指数★☆
 元々は Broderbund Software からの移植もの(のハズ)で、確か PC-88 版は他機種版よりちょっと遅れて発売になったハズです。
 敵に捕らえられてしまった64人の捕虜を救うべく、機銃しか装備していないヘリで救助に向かうという熱いシステムです。
 当時のいろんなゲームと比べてこのチョップリフターが優れていた点は、機銃の掃射方向でしょう。普通、ヘリコプターは加速する際にはロータの軸を前に倒す(簡単に言うと前に倒すことで風が後ろに吹く)のですが、当然機銃は機首の向きに装備されているので、これで地上を掃射できる訳です。
 ここまでシミュレート(?)しているゲームは、当時国産ものではほとんど見かけなかったと思います。
(というか、シューティングは弾はまっすぐ飛ぶのが通例とされていた)
 作戦としては、まず捕虜収容施設を破壊し、出てきた捕虜をヘリに乗せ、基地(というか大使館レベルか?:笑)に戻る。その繰り返しなんですが、当然戦車は出てくる、戦闘機(F-16っぽい)は出てくる、そんな中での救助作戦な訳です。
 また、間違った遊び方としては、施設を破壊して出てきた捕虜を七面鳥撃ちの如く地上掃射で殺してしまうとか、わざと戦車の方へと呼び寄せて(ヘリが着陸すると捕虜たちは乗り込むためにやってきます)敵弾に当てるとか、そういうのもありました。俺だけか?(笑)
最終更新日99/05/07


Fantasian
総合評価★★★★☆バカゲー指数
 まだ国産 PC に Wizardry が移植されていなかったときに、Wizardry のようなワイヤーフレームの 3D ダンジョンを用意した国産 RPG。
 外見だけでなく、シナリオやマップ、転職システムなど、過分に Wizardry を意識したゲームシステムでした。
 戦闘シーンは平面マップをユニット毎に移動させるというストラテジックなものを採用、オリジナリティを出しています。
 また、前述の転職システムにアイテムを採用。要するに Wizardry における「Dagger of Thives」のような感じでしょうか。
 しかし、これが各職業毎に違うアイテムで、しかもなかなか出て来ないのよねぇ(苦笑)
 で、久しぶりに我が家の 88FH で動かしてみたところ、V2 モードだとおなじみの青系統しか出てこなくて、V1-H だと戦闘時のコマンド入力時間が短過ぎて全然戦略が考えられなかった……というオチがありました(苦笑)
 たしかにこれやってた当時は 88無印+80S31 という構成だったからなぁ。
最終更新日99/05/13


ブラックオニキス
総合評価★★★★バカゲー指数
 人生の中で、初めてハマった RPG。「イロイッカイス゛ツ」で反応できる人は、まずやりこんでますね(笑)
 メインプログラムは何と BASIC。個人的にはこの中の「名前作成システム(俺が命名)」が素晴らしくお気に入りでした。
 不定長のアルファベットをそれっぽく使われる頻度が高い順に並べたキーを8つほど用意し、その中でランダムでアルファベットを取り出して NPC(Non Player Character)の名前を作成する機能なのですが、これがそれなりにそれっぽい名前(Ex.[Ofadson])を吐き出すんです。
 後に FC で「スーパーブラックオニキス」が発売されましたが、これはガラリと変わってしまっていた記憶があります。結構進んでたんですけど、終わらせた記憶がない……
最終更新日99/05/06


MilkyWay
総合評価★★★☆バカゲー指数★★
 固定/横スクロールもののシューティングゲーム。というか、ステージ毎に固定画面の慣性ものだったり横スクロールだったりするんですが。
 当時、PC-8801/mk2 で動くシューティングゲームとしては、恐らく最速を誇っていたと思います。というか、速すぎてゲームになってなかったという噂も^_^;
 何せたった10面しかないのに、クリアした事がほんの数回しかないんだから(苦笑)
最終更新日99/05/06


夢幻の心臓II
総合評価★★★★☆バカゲー指数
 今は無き XTALSOFT(注:会社自体がなくなった訳ではありません)が発売した、当時の国産 RPG を代表する1本。
 多分に漏れずシナリオ重視のシステムの中でも自由度が高く「Ultima(Ultima Online じゃなくて、どれかというと Ultima III 辺りかな)」ライクなシステムでした。
 というか、平面マップでプレイヤーが見えないところ(樹や壁の向こう側)は黒く塗りつぶされていたのが「Ultima III」ライクだといえばそれまでなんですが。
 謎解きあり、異世界ありという、国産 RPG の王道を行っていますが、当時の代表作「ハイドライド2」「ザナドゥ」と比べ、一番完成度の高い作品だと思っていますが、一番認知度が低かったんだよなぁ。
最終更新日99/05/07


レリクス
総合評価★★バカゲー指数★★
 ボーステックといえば、やはり「レリクス」を外す訳にはいかないでしょう。
 当時、PC-98 版がまず先行して発売されたときは、キャラクタの腕や足など各パーツを組み合わせて書いているなんて事が話題になりました。そんな時代です(笑)
 遅れて PC-88 版などが発売され、とうとうわたしも手にする事ができたのですが、OP はクリスタルキング……曲、未だに覚えてるんですけど〜(爆笑)
 ゲーム内容はいまいちとっかかりが悪く、仲間内では「レリクソ」と言い合ってた記憶があります。
 最近になって、ボーステックではリメイクが発表され、PC-98 版がオンラインでダウンロードできるようになっています。どうせ昔のソフトだから V30 あたりで最適化かかってるだろうし、ウェイトなんて入ってないだろうから、今の Pentium 機で遊べるかどうかは甚だ疑問ですが(苦笑)
最終更新日99/05/07



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